ドイツで最も有名な観光街道と言えばロマンチック街道。バイエルン州北部の町ヴュルツブルクから始まる街道は、全長約400km。途中でローテンブルクや「進撃の巨人のモデルでは?」と囁かれているネルトリンゲンなど中世の面影を残す美しい町々を通過し、やがてオーストリア国境にも近いフュッセンの町で終点を迎えます。
国境にまたがるアルプスの麓にあるフュッセンは、ロマンチック街道の終点であると同時にノイシュバンシュタイン城への玄関口としても知られる町。ヴュルツブルクから街道の町を巡ってきた人であれば、この町に到着した感動もひとしおでしょう。
そんなフュッセンですが、実は町の中に「ロマンチック街道の終点」なるスポットが存在するのです。正真正銘のロマンチック街道の終点がどんな場所なのか、行ってみたいと思いませんか?
ロマンチック街道の終点があるのは町の東側。駅からはバーンホフ通り(Bahnhofstraße)をまっすぐ進み、観光案内所が左手に見えて来てもさらに道なりに進みます。
するとやがて写真のような門が右手に現れるので、右折して門の中に入りクロスター通り(Klosterstraße)を進んでいきます。
左右の分かれ道まで来たら、左の道へ。フランシスコ会修道院の前を通りながら道なりに歩いていきましょう。
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