仏事関連総合サービスの株式会社メモリアルアートの大野屋(以下、大野屋)が8月4日(木)~8月17日(水)に「読むジュエリー展」を東京都の二子玉川 蔦屋家電にて開催する。
「読むジュエリー展」は、大野屋が制作したオリジナル絵本「かけら」の原画や大野屋の商品「ソウルジュエリー」などを展示するイベントである。8月4日には、メディア関係者向けに発表会も行われた。
発表会では、絵本「かけら」のストーリーがソウルジュエリーのユーザーのエピソードをもとにしていることが明かされた。
ユーザーの思いをもとにオリジナル絵本を制作
ソウルジュエリーは故人の遺骨や思い出の品などを納めて身に着けられる商品で、2010年の発売以来、販売個数を伸ばし続けている。
高い支持を獲得している背景には、手元供養(※個人の遺灰や形見などを身近なところに置いて行なう供養)の普及がある。
葬儀に関する価値観が多様化し、供養がパーソナル化したことで、手元供養を行なう人が増加。そのニーズに応えるソウルジュエリーを求める人も増えているのだ。
大野屋には、ソウルジュエリーの購入者から思いのこもったコメントが多数寄せられている。今回の絵本「かけら」は、そうした人たちの思いを多くの人に伝えるため、コメントをもとにして制作されたという。
絵本の世界観が味わえる展示イベント
絵本「かけら」のストーリーは、大事な人を亡くした女性が、森の中での出会いを通して再び前向きな気持ちになるというもの。ファンタジー色のある少し不思議なストーリーと、淡い絵柄がマッチしている。
絵本は約7か月をかけて制作。試行錯誤を重ねて決定したタイトル「かけら」には「大切な人がたしかに存在していた証」という意味合いが込められるなど、細部にまでこわだわって絵本づくりが行なわれた。
今回のイベント「読むジュエリー展」では、絵本の原画、ソウルジュエリーの現物、ソウルジュエリーを利用している人たちのコメントなどが展示されている。会場を訪れることで、「かけら」の世界観とソウルジュエリーのよさが伝わるものになっている。
絵本「かけら」は、来場特典・特設サイト(https://story.souljewelry.jp)での感想投稿特典として、「読むジュエリー展」会場で受けとることができる(上限に達すると終了)。
特設サイトでは、絵本の動画配信、会場に行けない人のための絵本プレゼントキャンペーンなども行なわれる。
大野屋としては今後、「かけら」の主人公のキャラクターを起用した販促、絵本の商用出版、他地方での開催などといった新たな展開を検討するという。
「読むジュエリー展」概要
・開催日時/2022年8月4日(木)~8月17日(水)の11:00~18:00
・入場料/無料
・会場/二子玉川 蔦屋家電 2F E-room2(東京都世田谷区玉川1-14-1)