タレントのラサール石井(62)が自身のツイッターで西日本豪雨に対する政府の対応を批判した。
ラサール石井は9日に自身のツイッターを更新し、「ザキトワちゃんや羽生くんや好感度上げる席には真っ先に出て、災害対策や拉致問題には積極的に陣頭指揮を取らない。逆でしょ」と暗に安倍政権を批判する文章をツイート。さらに「晴れがましい事は陰で支え、汚れ仕事や面倒な事には進んでリーダーシップを発揮する。これがリスペクトされるトップの姿。じゃないから尊敬できない」とつづり、「これ反論できる人いる?」とツイッターユーザーに問いかけた。
このツイートに多くのツイッターユーザーが反応し、「トップだから陣頭指揮をとる、ではなく、トップだから災害救助専門の人に任せて、総理にしかできないことをしているのではないですか?」「この混乱時に現場に政治家がいても邪魔になるだけでは?」「何でもかんでも総理がやらないとダメなのですか?それぞれのポジションにいる人が判断して決断を下すのが適切なんじゃないですか?」といったさまざまな“反論”が集まる事態となっている。
しかし、当のラサール石井は東日本大震災の際、当時の総理だった菅直人元首相(71)が震災直後に被災地を視察し、現場を混乱させた件を持ち出したツイッターユーザーに対し、「もしあの時自民党政権なら事故は隠蔽され、避難はもっと遅れたと思いますが」とコメント。他の反論ツイートに反応することなく、これに対しても、「偏見が過ぎる」「妄想で物を言うのはやめてください」といった批判が殺到していた。