国民ひとり当たりのビール消費量が世界ナンバーワンの国、チェコ。

当然街中にはたくさんのホスポダ(チェコ風ビアパブ)があり、多くの店ではソフトドリンクより安い価格でビールを飲むことができます。

そんなチェコの代表的なビールが、ピルスナー・ウルケル(チェコ語でプルゼニュスキー・プラズドロイ/Plzeňský Prazdroj )です。古典的な糖化方法を3回繰り返して作られ、アルコール濃度は低め・ホップの苦みは強めな傾向のビールとして人気があります。

ピルスナー・ウルケルはチェコ国内のほとんどのホスポダやレストランで飲むことができますが、せっかくチェコを訪れるのであれば、ピルスナー・ウルケルの直営レストラン「ピルスナー・ウルケル・オリジナルレストラン」に足を運んでみてはいかがでしょうか。

ピルスナー・ウルケル・オリジナルレストランは、チェコ国内に27店舗(2018年9月現在)を展開しており、今回はチェコ南東部、ズリーン州の都市ズリーン(Zlin)にある店舗に行ってきました。

店内は広く、グループで飲んでいる人もいれば、一人で飲んでいる人もいて、旅行者も入りやすい気楽な雰囲気です。

英語表記のメニューもあるので、チェコ語がわからなくても困ることはありません。

まずはやっぱりピルスナー・ウルケル! 1杯44コルナ(約220円)と安いのも嬉しいです。

ピルスナー・ウルケルは、もちろん樽から提供されるオン・タップ。

客席から店内奥で管理されているビール樽が見えました。

ビールといっしょにチェコ料理も楽しみましょう。

おつまみにぴったりのチーズフライ(チェコ語ではスマジェニー・スィール/Smažený sýr)は、ポテトの付け合わせと自家製タルタルソースがついて139コルナ(約695円)。

カリッとした衣の中はとろ~りとろけるチーズがたっぷりで、ビールが進むおいしさです。

チーズのフライはタルタルソースをつけて食べるのがチェコ流だそうですが、個人的にはシンプルに何もつけずに食べる方が好きでした。

チーズのフライがけっこう重めだったので、肉料理を頼むのはやめて、ブラックオリーブと焼いたサーモンがトッピングされたサラダを注文。こちらもボリュームたっぷりなのが嬉しいです。

ピルスナー・ウルケル・オリジナルレストランは、一人でビール2杯と料理2皿を頼んで2,000円弱の手ごろな料金で、おいしいピルスナー・ウルケルとチェコ料理を楽しめるレストラン。

今回私が注文したメニュー以外にも、スヴィーチュコヴァーやグラーシュ、仔牛のカツレツといった代表的なチェコ料理を注文することができます。グループなら、いろいろ頼んでシェアするのも楽しそうです。

ピルスナー・ウルケル・オリジナルレストランにはチェコ国内に27店舗あるので、ビール好きならぜひチェコを訪れた際に足を運んでみてくださいね。

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店名 Pilsner Urquell Original Restaurant
所在地 Vavrečkova 7074 (13. budova), 76001 Zlín, チェコ
電話 +420 601 516 666
営業時間
月~水 11:00-23:00 (L.O 21:30)
木 11:00-00:00 (L.O 21:30)
金~土 11:00-01:00 (L.O 22:30)
日 11:00-22:00 (L.O 20:00)

WEBサイト http://www.puor.cz/

[取材協力:チェコ政府観光局]