ビストロ ドロゲールカ(Bistro Drogérka)は、チェコの南モラヴィア地方のオーストリアとの国境に位置する、人口1万人ほどの小さな町、ミクロフ(Mikulov)にあるビストロカフェです。
店内はとてもフォトジェニックなので、おしゃれなカフェで朝食やブランチ、コーヒーブレイクを楽しみたい方におすすめ。
プラハから遠く離れた国境の町ミクロフは、日本ではまだ知名度が低いですが、かつての巡礼地であった聖なる丘、ディートリヒシュテイン家の墓、ミクロフ城などの見どころがあり、おとぎ話から出てきたかのようなメルヘンチックな風景と、素朴で優しい人々に出会えるのが魅力の町。
ミクロフは、チェコのプラハよりもオーストリアのウィーンからのほうが近いので、ウィーン観光の利用のついでに足を伸ばしてみることも可能です(ウィーン空港からミクロフまでは車で約1時間20分)。
さて、今回紹介するビストロ ドロゲールカ(Bistro Drogérka)は、ミクロフ城へと続く歴史的な通りに面しています。
テラス席もあり、気候の良いシーズンはこちらで朝ご飯を食べるのも良さそうです。
店内に一歩足を踏み入れると、店内はかわいらしい外観とは異なり、トーンを抑えたシックな雰囲気にまとめられているのに気づきます。
カウンターの上には瓶に詰められた焼菓子がずらり。
冷蔵ケースの中にはケーキやタルトが並んでいました。
ケーキの種類はチェコ語で書かれていたので読めませんが、値段は1カット55コルナ(約275円)~69コルナ(314円)程度と手頃。
カップケーキもとても可愛らしく、写真映えしそうですね。
店内はL字型になっており、テーブルとチェアは木製、壁に面したに席はベンチソファが設えられていました。なんとなくライブラリーラウンジのような雰囲気です。
今回は朝におじゃましたので、朝食メニュー(8:00~10:00提供)をいただくことに。
・バターと自家製ママレードがついたパン 105コルナ
・バター・トマト・バジルがついたのパン 105コルナ
・チーズと骨付きハムがついたパン 125コルナ
・自家製ミューズリー・ギリシャヨーグルト添え 105コルナ
・スクランブルエッグとオニオン・ベーコン・パン 125コルナ
朝食メニューは525円~625円程度で、コーヒーやソフトドリンクがついてきます。
私はコーヒーと自家製ミューズリー・ギリシャヨーグルト添えをいただきました。コーヒーカップ&ソーサーやトレイもシックな雰囲気の店内によく合っています。
自家製ミューズリーは大きなボウルにたっぷり盛られて出てきました。香ばしくローストされた穀類と大ぶりのナッツ、そしてチョコレート。ざくざくとした歯触りも小気味よく、濃厚なギリシャヨーグルトといっしょにいただくと、とても美味しかったです。
パンメニューもボリュームがあり、朝からしっかり食べたい人におすすめ。旅行中は生野菜が不足しがちなので、朝から生野菜をしっかりとれるのも嬉しいですね。
フォトジェニックでおしゃれな店内で美味しい朝食をいただけば、一日ミクロフを観光するパワーもしっかりチャージできることでしょう。
もちろん、ミクロフ城や歴史地区散策で疲れたときの休憩にふらっと立ち寄るのもおすすめです。
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店名 Bistro Drogérka(ビストロ ドロゲールカ)
住所 Náměstí 23 Mikulov 692 01 チェコ
電話 +420 724 340 722
営業時間 月曜~木曜と日曜 8:00~21:00/金曜・土曜 8:00~22:00
Webサイト http://www.bistrodrogerka.cz/
英語メニューあり
クレジットカード 使用可
[取材協力:チェコ政府観光局]