猛烈な勢力を誇る台風24号に日本列島が見舞われた最中。沖縄では保革の一騎討ちといわれた沖縄県知事選挙が行われました。開票結果は、前宜野湾市長の佐喜真淳氏(54)=自民、公明、維新、希望推薦=を破り、「オール沖縄」勢力が推した無所属新人の玉城デニー氏(58)の初当選となりました。

インターネットの選挙速報ライブを見守りながら「最悪の結末」「沖縄の民意」を目の当たりにした瞬間、全身の力が抜け、なんとも言い表しがたい気持ち、まさに「敗戦」を味わったかのような一種の絶望感を感じてしまいました…。

こんにちは! チバレイです。


先ず以て法を遵守しマナーを守り、正しく選挙戦を戦い抜いた佐喜間淳氏と、支援者の皆様の健闘を心から讃えたいと思います。佐喜間氏はその政治手腕からも沖縄のみならず、我が国に必要な政治家であると信じます。どうか「次」に向けての準備を進めて頂きますよう、心からお願い申し上げます。

「佐喜間敗れる!」の報は瞬く間にSNSで飛び交い、良識的なネット民たちの様々な声は、私と同じ敗北感を噛み締めているのだと感じさせるに十分なものでした。


今回の選挙結果に対しては今さら申し上げることはありません。我々が考える以上に相手勢力が上回った結果であり、それが沖縄の民意なのだと…。しかし…そう思えば思うほどに何やら禍禍しい疑念が湧いてくるのです。それは恐らく皆様も同じではないでしょうか。何か自然の流れとは違う、釈然としない不自然さ……。

今回のコラムは「ネトウヨチバレイの妄想記」「チバレイの憂国千夜一夜物語」として読んで頂いて結構です。むしろ妄想の類いであって欲しいのです。

皆様は支那中共の外務省から流出したといわれる【2050年国家戦略・極東マップ】をご存知でしょうか。

数年前になりますが、日本、朝鮮半島、台湾、フィリピン、インドネシア、オーストラリアまでが支那中共領と記された地図です。もちろん当時は事実無根のデッチ上げといわれていましたし、今では都市伝説の類いとして扱われているようです。しかし、全くのデマとは言い切れない状況があり、今回はこの戦略地図ありきで話を進めて参りますね。


http://saigaijyouhou.com/blog-entry-4980.html

現在の支那中共の動きを考えた時、第一に思い浮かぶのが【一帯一路】政策です。

この政策は、

●中央アジアからヨーロッパまでを強固な経済圏とする「シルクロード経済ベルト構想」

●支那中共沿岸部から東南アジア、アラビア半島、アフリカ東部を経済圏とする「21世紀海洋シルクロード構想」

●他にはロシア、ヨーロッパ、日本、支那中共を結ぶ「氷上シルクロード構想」や米国へのルートも入っているとのことです。

この全てにインフラ整備を行い、自国での過剰生産に対応すべく、物流システムを構築しようというものです。同時に大型クルーズ船による観光のためのインフラ整備も掲げ、物流に次いで観光を表に打ち出した人の流れを作ろうと目論んでいることが解ります。なんだかこれだけでも「2050年戦略地図」が現実味を帯びてきます。


一帯一路構想にはロシアを含め、既に100を越える国家や機関が賛同し提携しています。この構想に伴うインフラ整備の投資(並びに投資することで相手を支配下に置くこと)を目的と狙ったのが、AIIB(アジアインフラ投資銀行)だといわれていますが、何せバスに乗り遅れたお金持ちの人たちがいて…。それでもバスは発車したわけですが、社会主義国特有の「採算度外視」がじわじわと表面化してくるのは時間の問題でしょう。

■一帯一路構想に「北海道」と「奄美大島」が組み込まれる?

我が国に関して、この一帯一路で特に気になる所が2ヶ所あります。その一つは北海道釧路。ロシアと共同で進める氷上シルクロード構想において、釧路を「北のシンガポール」と位置づけ重要視しています。そのための土地買収も含め、活発に活動がなされているようです。北海道を始め、日本国内での支那人による土地買収が問題とされています。残念ながら未だに法整備は後手に回っています。


同時に奄美大島を大型クルーズ船の寄港地とする計画が表面化し、ここにも支那中共・一帯一路の強力な後押しがあるといわれています。

自然豊かな南西諸島奄美大島、その西部に位置する瀬戸内町西古見集落の池堂地区は人口35人(平成29)、商店が一軒のみという過疎地。ここに乗員乗客7500名という世界最大級のクルーズ船を、支那中共から週2~3回寄港させる計画があることが判明し、住民は不安を募らせています。

この計画は国土交通省と瀬戸内町が、大型クルーズ観光を誘致するかたちで、住民に事前説明なしに進められていました。なんだかとても不自然なお話ですね。因みにインフラ整備には我が国から多額の補助金が出されるそうです。

また平成28年には奄美大島中部の龍郷町に「支那人向けリゾートテーマパーク」と、それに伴う「大型クルーズ船寄港」の計画を持ち掛けられたことがわかっています。この計画は反対の声に押され、無きものとなりました。

この計画を進めていたのは米国ロイヤルカリビアンクルーズ社の国際事業部門である「ロイヤルカリビアンインターナショナル」、その副社長である劉淄楠(リュウ・ジナン)氏で、当然のことながら中共政府との結び付き、一帯一路の後押しは明白です。そもそも22万tの大型客船が寄港できる港湾施設となれば、6万tといわれる「空母遼寧」の停泊なんていとも簡単なことです。島民は「今まで通りの穏やかな暮らしと観光業ができればいい」と口を揃えているそうですが、もし大型クルーズ観光が誘致されたら、地域住民は間違いなく観光業から疎外され、穏やかな暮らしすらできなくなるでしょう。

さて、なぜ奄美大島なのでしょう? 奄美は自然の要塞としてかつての日本海軍の要所でした。それは未だに監視所や壕といった戦跡が数多く残っていることからも伺えます。そして現在奄美大島北東部には陸上自衛隊「奄美駐屯地」があります。

一帯一路政策が経済のみならず、軍事的要素を含むとするなら、奄美大島は戦略上重要拠点となり得ます。クルーズ観光を隠れ蓑に人材と物質を運び、なんとしてでも攻略したいはずです。その意味でも奄美大島に展開する自衛隊と沖縄の米軍は「喉に詰まった骨」、「目の上のたんこぶ」なのかも知れません。

■相次ぐ中国による他国選挙へのサイバー介入、沖縄選挙は無事なのか?

国防を優先し、戦略拠点として着目した防衛省と、観光で地域を活気づけようとする国土交通省。あまりにもかけ離れた政策に対し、双方での調整は行われているのでしょうか。国防あっての国民生活です。国交省の行き過ぎた「不明瞭」な観光誘致政策には大きな疑問が残りますよね。


そこで問題の沖縄です。今回の知事選を前後して新基地建設反対!は、まだしも「琉球民族として日米から独立する!」なんて危険極まりない意見が際立って目につくようになりました。ましてや朝日の出した玉城当確のタイミング…。何といいますか……。予め玉城氏の当選が判っていたみたいな、そんな不自然さを覚えて仕方がないのです。

8月18日に「ロシアに次いで支那中共もサイバー攻撃で他国の選挙干渉が可能になった」と日経新聞は報じています。この記事では直接我が国、沖縄知事選への影響には言及していませんし、「沖縄知事選で支那中共からの選挙干渉・サイバー攻撃はあった!」とは誰も断言できません。

しかし数千人に及ぶサイバー部隊です! セキュリティ後進国といわれる我が国の一地方、沖縄の選挙への干渉があったとして誰も不思議には思わないでしょう。

反基地、反日勢力が沖縄の政権をとることは願ってもない好都合でしょうからね……とはいえ、全ては私の妄想ですよ(笑)!

■入国人数と出国人数が違ってる、消えた中国人観光客たちの自治区?


同時に沖縄に関して、以前から囁かれていたことが他にもあります。

知念章氏という元防衛省技官だった方の【沖縄問題ドットコム】はとても冷静に沖縄に関する問題を提起されており、以前から注目しておりました。そんな中で特に「ゾッ」とした話なのですが、沖縄本島東南部の南城市には既に支那人による自治区がある「らしい」という噂です。また、クルーズ観光で上陸した多くの支那人が行方不明となっているそうなのです。


http://okinawamondai.com/china/

調べてみますと、平成28年に支那中共の関係団体が、南城市玉城の4300㎡という広大な土地を購入。介護訓練センター建設を検討していると報じられています。この施設は【沖縄国際介護先端技術トレーニングセンター】といい、この事業を日本側から協力しているのが【日本国際貿易促進協会】で、会長は「あの!」河野洋平氏(笑)! なんだか解りやすいですね。


もしかすると、この施設のことが噂として独り歩きを初め、前述のような都市伝説になったのでは?と考えられないこともありません。しかし!この施設については最初の報道以降は、何も報じられていません。また、南城市の中学高校では支那中共との交換留学や交流が頻繁に催され、支那語を話すことができる人材募集が広く行われています。

孔子学院しかり、この訓練センターしかり。あの新華社通信も当初は報道機関として我が国に入ってきました。しかしながら今日では諜報活動のための隠れ蓑であると、多くの日本人には知れ渡っています。

そして、そんな「友好」の仮面の下に隠された本性は、チベット、ウイグルを見ても解るとおり、食べても食べても満たされない、餓鬼と同じなのです。

■千葉麗子が沖縄知事選がもたらす最悪のシナリオを”妄想”する?

何度もいいます! 私の妄想、空想噺です。


今回の沖縄知事選の結果がもたらすことは、支那中共とその走狗たる朝鮮人勢力、金銭に籠絡された売国奴による「憎悪と謀略、悪意と欺瞞による日本破壊工作」以外にありません。そしてそれは最終段階に近いと憂慮します。

6年前、左翼による働き掛けで、沖縄県民を「先住民」とする国連人種差別撤廃委員会からの勧告が出されました。これは沖縄県民は「琉球民族」であり日本人に非ずという危険極まりない勧告であり妄言なのです。

今回誕生した玉城知事と人民解放軍野戦司令官・小沢一郎氏は、沖縄の自己決定権すなわち「自決権」と、「琉球民族独立」を言い出し始めることでしょう。いえ!既に近い言葉を発していますよね。それはいずれ……沖縄にいる支那人と、そのシンパによる武力蜂起に繋がることを想定して置く必要があるでしょう。

あの長野オリンピックの際に現れた五星紅旗の大群を忘れてはなりません。彼らはいつでも兵士として国家のために動きます。その武装蜂起は「支那人同胞の保護」と「琉球は支那の属国であった」と琉球解放を口実に、人民解放軍の侵攻・制圧を招き、沖縄は事実上支那中共によって併合されてしまう…。もちろん日本国内、そして沖縄でこれらに同調した者たちを裁くことは日本国の法律ではできなくなるでしょうね。「中華人民共和国琉球省」なのですから……。


沖縄から始まった軍事侵攻によって、中共のいう第二列島線内の国家・地域はことごとく併合され、2050年。ついにはあの地図通りの帝国が地球上に現れる……。

我が国は「日本自治区」として民族浄化の名の下に男性は収容され、女性は強制的に支那人の子供を孕ませられる……。

なんて、我ながら恐ろしい妄想をしてしまったもんですね(笑) !


かつて米軍基地に反対し、追い出したフィリピンは「支那人漁民保護のため」という口実で、たちまちミスチーフ礁という島を支那中共に乗っ取られました。私たちは目の前の反日左翼勢力のみに惑わされ、大局から物事を見ることを忘れているのではないでしょうか。物事には表面だけでは判断できないことが沢山あります。今回の沖縄知事選もそうです。一番注意すべきは裏に隠れ、笑顔で「友好!」と右手を出しながらも左手に武器を隠し持った国家なのです。

今回の沖縄知事選は我が国にとって重要な選挙だったのだと考えています。そしてそれ故にあらゆる干渉があったのではないか……おっと! 私の妄想でしたね(笑)!


今回の選挙では若い世代、10代20代の方が圧倒的に佐喜間氏を指示していたことに希望の光を見た気がしています。そして明るい未来を心から祈っています。同時に全てにおいて手遅れにならないことも。そのための礎となれればと秘かに願っています。


ネトウヨ・チバレイの妄想話・憂国千夜一夜物語にお付き合い頂きありがとうございました。