観光地や別荘地としての人気が高い、リゾート地の八ヶ岳。東京都心から約2時間で行けるアクセスのよさと、美しい山間の自然が大きな魅力である。そんな八ヶ岳で「1000Mのおもてなし」を謳う人気の宿「八ヶ岳ホテル風か」が、新たなタイプの客室を増設した。

8種類の無料サービスでおもてなし

ホテル風かは小淵沢高原に位置し、標高は992m。この992mに“8つのおもてなし”の8を加えて「1000Mのおもてなし」というキャッチフレーズを掲げている。

8つのおもてなしとは、ホテル内で提供される8つの無料サービスのこと。ウェルカムサービスでオリジナルのお菓子や挽きたてコーヒーなどを味わったり、お風呂上がりに無料でアイスティーやアイスキャンディー、マッサージ機を楽しんだりと、8種類のサービスが受けられるのだ。

このようにホスピタリティを大切にするホテル風かが、さらに宿泊客をもてなすために増設したのが、2タイプの客室である。

ゆったりとくつろげる2タイプの新客室

1つめのタイプは約80㎡で、定員2~8名の広々としたスイートルーム「FUUKAスイート」。夜には星空を見ることもできるジャグジーがついているのも大きな魅力だ。大人数でもゆったりとくつろげる畳スペースでまったりと過ごすのも楽しそうだ。

2つ目のタイプは約50㎡の「FUUKAジュニアスイート」。セミダブルサイズのベッドが2台置かれ、畳スペースに3枚布団がしけるので、最大5名での宿泊が可能。こちらの部屋もプライベートバスがついている。

今回のリニューアルでは、FUUKAスイートは1部屋、FUUKAジュニアスイートは2部屋が作られて、計3部屋を増設。3月1日から利用が開始されている。

ホテル風かには無料で利用可能なキッズルームが設けられていて、子供が楽しめる「キーワードラリー」(館内に隠された言葉を探すゲーム)も実施するなど、ファミリー層へのサービスも充実している。増設された新客室も、おじいちゃんおばあちゃんお父さんお母さん子供という3世代での宿泊にまで対応している点も見逃せない。

3世代を意識したサービスは、大浴場の床にも表われている。大浴場の浴室の床には畳が敷かれているのだ。このことにより床冷えが防がれ、足元もすべらないのである。万が一転倒してしまった場合でも、床が柔らかいので大怪我をする危険性が減少。高齢の利用者にはうれしい心遣いだ。

もちろん、八ヶ岳の雄大な自然を感じられる露天温泉も完備されている。

フルコースの夕食と充実したドリンク類

ホテル風かの魅力を語る上では、レストランでの食事も外せない。夕食では、地元の野菜やお米も使用したフレンチのフルコースが味わえる。フロアにはオープンキッチンがあり、鉄板で炎を上げながら肉を焼く様子を見ることもできる。

ビール、ウイスキー、ワインなどのアルコールやソフトドリンクのドリンク類は、約50種類が飲み放題(時間は1時間半という制限あり)。地元のワインやウイスキーが充実しているのもうれしいポイントだ。料理も、コースのメインが魚と肉のダブルメインで満足度が高く、デザートはバイキングで食べられるなど最後まで欲張りに楽しめる。

朝食は凝った料理が集められたプレートと、食べ放題のスープやサラダ、ご飯、パンなどが組み合わされたハーフバイキング形式となっている。よくあるホテルの朝食バイキングとは一線を画する豪華さだ。

ホテルの周辺は「サントリー白州蒸溜所」、乗馬もできる「ララミー牧場」、「アルプスの少女ハイジ」の世界を味わえるテーマビレッジ「ハイジの村」など、観光スポットも充実。それらを巡るのもよいし、増設された新客室でのんびりとくつろいで日頃の疲れをいやすのもいいだろう。思い思いの過ごし方をして、ホテル風かの1000Mのおもてなしを堪能してほしい。

八ヶ岳ホテル風か 公式サイト:https://www.hotel-fuuka.jp/