ふくしま海ゴミ削減プロジェクト実行委員会は、秋の海ごみゼロウィークに伴い、福島県内7エリア(郡山市、福島市、会津若松市、いわき市、南相馬市、白河市、田村市)で、各企業・団体・学校・自治体と連携して、2022年9月25日(日)に「秋の県内一斉清掃活動」を開催いたしました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
イベント概要
・開催概要:海洋ごみ削減に向けた啓発強化週間「秋の海ごみゼロウィーク」に産官学民連携による清掃活動を福島県内7エリアで開催し、啓発メッセージの強い発信と海洋ごみ削減を目指した仲間づくりをしていく。
・日程:2022年9月25日(日)午前中
・開催場所:福島県内7エリア…郡山市(富田親水広場~大島自然ふれあい広場)、福島市(福島駅西口周辺)、会津若松市(水辺の楽校 大川南四号緑地)、いわき市(薄磯海岸)、南相馬市(北泉海岸海水浴場)、白河市(小峰城とその周辺)、田村市(あぶくまオクトーバーフェスト会場)
・参加人数:清掃活動参加人数:655名
・協力団体:第一生命保険、JT、ファミリーマート、リコージャパン福島、パソナ、日本全薬工業、福島ガス、ウェルシア薬局、ミライフ東日本、三義漆器店、一般社団法人スーパーシティAiCTコンソーシアム、藤倉コンポジット、住友ゴム工業白河工場、チームまるごみふくしま、いわきフェニックス、福島海上保安部、原町青年会議所、会津町町内会、丸の内町内会、田町町内会、白河市町内会連合会、白河商工会議所青年部、白河青年会議所、ツーリズムガド白河(観光物産協会)、株式会社ホップジャパン、福島県プロゴルフ会、ボーイスカウト白河第一団、白河市ボランティア連絡協議会、郡山市、福島市、会津若松市、いわき市、南相馬市、白河市、田村市
福島県内7エリアで一斉清掃活動 番組で人気のブンケンさんも参加!
県内一斉清掃活動は昨年の春の海ごみゼロウィークからスタートし郡山市、福島市、会津若松市、いわき市、南相馬市の5エリアで実施してきました。4回目となる今回の清掃活動は白河市、田村市まで拡大し、7エリアで実施。日頃から環境問題解決に積極的に取り組んでいる県内の企業、団体、学校、自治体など総勢655名が参加しました。当日は、地元番組「ゴジてれChu!」(福島中央テレビ)の人気コーナー「ブンケン 歩いてごみ拾いの旅」で人気の郡山市出身の俳優・鈴木文健さんも駆けつけました。海洋ごみの8割は街から出ていることを再認識し、自分たちが住む街からふくしまの海にごみが流れ着かないように参加した皆さんは一生懸命ごみを拾っていました。
目立つ飲食関連のごみ!中にはテレビ等の粗大ごみも
台風が過ぎた直後での実施ということもあり、風で飛ばされてきたであろうごみなど、普段よりも落ちている量が多い印象でした。特に目立ったので飲食関連のごみです。ペットボトルや空き缶、パン等の包装フィルムやカップラーメンの容器など多数落ちていました。中にはテレビや車のバッテリー、車用のフロアマットなど粗大ごみも捨てられており、皆さんで協力してごみの収集場所まで運んでいました。各エリア約1時間の清掃活動で30ℓの袋で"燃えるごみ"175袋、"燃えないごみ"103袋のごみが回収されました。
<団体概要>
団体名称 :ふくしま海ゴミ削減プロジェクト実行委員会
URL:https://fukushima-umigomizero.com/
活動内容:ふくしまの皆さんと力を合わせて、海に流れ出るプラスチックごみを削減し、豊かな資源あふれる福島の海と、未来に渡って安全で安心な、きれいな海を維持していくことを目指しています。「福島から始めよう、海のごみゼロへ」
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
https://uminohi.jp/umigomi/
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/