NHK党所属の参院議員で「ガーシー」こと東谷義和氏(51)が1日、自身のインスタグラムを更新。同日、表彰式が行われた「新語・流行語大賞」について苦言を呈した。

この日発表された「新語・流行語大賞」で「年間大賞」に選ばれたのは、プロ野球で三冠王に輝いた東京ヤクルト・スワローズの若き主砲・村上宗隆選手(22)を称えるニックネーム「村神様」だった。ガーシー議員はこれに異を唱える格好で、「もーやくみつるとか時代に取り残された老害は審査員から外して、いまの時代に沿った人にしよーや笑笑」と審査員をやり玉に上げたうえで「別のとこではランクインさせてもろておおきにw」と、自身がガジェット通信の「ネット流行語大賞2022」で「ガーシー議員・ガーシー砲」がランクインしたことに触れながら、「ユーキャンで選ばれてるやつの中で知ってるん2,3個やで?笑笑」と嘲笑った。

「新語・流行語大賞」でガーシー議員関連のワードが一切ノミネートしていないことについては、選考委員のやくみつる氏(63)が自身のYouTubeチャンネル『やくみつるの秘宝館』にて「ガーシー砲は今年感が薄い」「政治家になってから目立った新語などを発信できていない」「ガーシー砲だったら、去年どうだったかな」と指摘するも、ガーシー議員が19日の生配信で「俺がYouTubeを始めたのは2月から。今年と去年の違いも分からないような奴が流行のことなんか分かるわけがない」と猛批判していた。

「新語・流行語大賞」の選考については賛否が分かれ、この日の表彰式でも国民が熱狂したサッカー日本代表の躍進を表す「ドーハの歓喜」が漏れていることをやく氏は釈明。毎年のように「政治的な偏りがある」「野球関連がやたら多い」「選考委員は流行を分かっていない」など多くの批判に晒されている。