コーヒーの日である10月1日(火)、東京都内にて江崎グリコ株式会社が、「アーモンドミルク×コーヒー」PRイベントを開催した。

江崎グリコは2014年より“飲むアーモンド”の「アーモンド効果」を発売。中国、台湾、タイ、フィリピンなど海外でも販売を行なっている。

この“飲むアーモンド”が、コーヒー愛好家から注目されているという。コーヒーの楽しみ方が多様化する中で、牛乳の代わりにアーモンドミルクなどの植物性ミルクを使用するスタイルが登場。今回のイベントでは、アーモンドミルク×コーヒーの美味しい淹れ方などが紹介された。

「ワールドブリュワーズカップ」での優勝経験を持つバリスタの粕谷哲さんが登壇(写真左側の人物)。アーモンドミルクとコーヒーを混ぜ合わせる際のポイントとして、「アーモンドミルクは牛乳に比べると甘味が弱いので、何かで甘味を足す」「コーヒーは深煎りしたものが合う」「酸味が立っているコーヒーは合わない」などとアドバイスした。

続いて、スペシャルゲストとして俳優の町田啓太さんが登壇。日常的に自分でコーヒーを淹れてコーヒーを楽しんでいるという町田さんが粕谷さんの指導のもとバリスタにチャレンジした。

粕谷さんは、自身が世界大会で実践した「4:6メソッド」を町田さんに伝授。4:6メソッドとはコーヒーの淹れ方を数字で管理するという手法で、しっかり計量すれば誰でもコーヒーを美味しく淹れられるという。

「4:6メソッド」のやり方は以下の通り。
ステップ1/使用するコーヒーの粉量の15倍のお湯を用意。
ステップ2/お湯を4:6に分割。
ステップ3/最初の40%のお湯で味わいを調整。
ステップ4/残りの60%のお湯で濃度を調整。

4:6メソッドでコーヒーを淹れた町田さんは「すっごい、いい匂い」とコーヒーの香りを楽しみつつ、今度はアーモンドミルクをブレンドするアーモンドミルクオレ作りに挑戦。温めたアーモンドミルクとコーヒーを1:1の分量で混ぜ合わせた。

粕谷さんが淹れたアーモンドミルクオレと自分が淹れたアーモンドミルクオレを飲み比べた町田さんは「粕谷さんのはすごいまろやか。何が違うんだ?」と首をひねり、粕谷さんが冗談っぽく「僕、世界一なんで」と答えて会場が笑いに包まれる一幕も。

町田さんのバリスタチャレンジの最後は、粕谷さんによるジャッジで締めくくられた。「もう一度修行」「バリスタ入門」「免許皆伝」という3種類の札を渡された粕谷さんは「(町田さんの淹れたコーヒーが)本当に美味しかったので」と「免許皆伝」の札を上げた。粕谷さんから認められた町田さんは、ご褒美としてオリジナルのエプロンをプレゼントされて笑顔を見せた。