江崎グリコ株式会社は、12月4日(月)より「パピコ」の新商品「パピコ 濃密仕立て レーズン&バター」を冬季限定で全国発売する。11月29日(水)には都内にて新商品発表会も開催した。

1974年から販売が始まったパピコは、消費者に長く愛され続けているロングセラー商品。1998年の「なめらか食感」へのリニューアル以降、右肩上がりで売り上げを伸ばし、現在の累計販売個数は40億個以上。

現在では「チョココーヒー」「ホワイトサワー」「キウイ」「梨」「大人の華やか苺」「大人のショコラ」など、豊富なバリエーションを展開する人気ブランドだ。

そんなパピコだが、「パピコは夏の食べ物」という消費者のイメージも根強かったため、秋冬に合わせた新商品の開発に取り組むことになったという。

パピコの現在の「パピコ独自のなめらか食感でリフレッシュシーンをお届け」というコンセプトどおり、「秋冬に手軽にリフレッシュしたい、気分転換したい」というニーズに応える新商品を作ることが目標だった。

採用されたのは、冬に合う濃厚な味わいと食感のレーズン&バター。当初は本格的なラムレーズンの風味で検討を行なったが、やはりパピコブランドは幅広い年齢層に愛されているということで、アルコール分(ラム酒)を取り除き、レーズンとバターのみで濃厚感と充実感を実現させた。

発表会で「パピコ 濃密仕立て レーズン&バター」を試食すると、たしかにレーズンの食感とバターの風味をしっかりと味わうことができた。

そのまま食べても美味しい「パピコ 濃密仕立てレーズン&バター」だが、開発者が勧める「さらに楽しむための4種の食べ方」も紹介された。

「パピコ 濃密仕立て レーズン&バター」に合う食べ物と飲み物として提案されたのは、トーストしたバゲット、江崎グリコのクッキー「Shall we?」、江崎グリコのチーズスナック「チーザ」、暖かい紅茶。

これらの4種との組み合わせも試食できた。バゲットの香ばしさや「Shall we?」の焼き菓子の風味がパピコと合うのは予想できたが、「チーザ」の塩味がパピコの甘さを引き立てるのは新鮮だった。

江崎グリコでは風呂上がりのパピコを推しているが、「パピコ 濃密仕立て レーズン&バター」も入浴後のリラックスタイムにハマりそうだ。

「パピコ 濃密仕立て レーズン&バター」は80mlの2本入り。販売価格はオープン価格となっている。