江崎グリコと「無印良品 銀座」が7月13日(木)~23日(日)の期間で、「ココロとカラダにちょうどいい『すこやか週間』」(以下、「すこやか週間」)を共同で開催する。「すこやか週間」では、「無印良品 銀座」において適正糖質の特別メニューが提供される他、セミナーやトークショーが実施される。

江崎グリコは「すこやかな毎日、ゆたかな人生」というパーパスを掲げ、「Glicoすこやかな食生活プロジェクト」を実施する他、美味しさと健康を両立させた適正糖質のブランド「SUNAO」を展開するなど、すこやかな暮らしのための活動を行なっている。

一方、無印良品も2019年に低糖質の商品を販売している他、世界中から500万人以上が来店する世界旗艦店である「無印良品 銀座」では、単に商品を取り扱うだけでなく、無印良品が考える「感じ良い暮らし、感じよい社会」についての発信を行なっている。

こうした取り組みを行なう両者が、お互いの特性を活かしながら、食の健康に役立つ情報、心と体にちょうどいい「くらしのコツ」を届けるのが、今回の「すこやか週間」である。

適正糖質を味わえる焼き魚定食

「すこやか週間」の期間中、「無印良品 銀座」地下1階の「MUJI Diner 銀座」では、適正糖質の焼き魚定食を提供する。通常の焼き魚定食からサラダのドレッシングをオリーブオイルと塩に変えたり、ご飯の量を減らすことで、1食あたりの糖質40gを実現したメニューだ。

記者が試食してみたところ、確かにご飯はいつもの約半分とのことで少ないと感じたが、小鉢がひとつ追加されている他、メインのサバのボリュームもたっぷりで、さらにはデザートとしてSUNAOのバニラアイスが付いたため、食べ応えは充分すぎるほどで満足感はかなり高かった。

13日(木)には管理栄養士の吉野愛さんによる適正糖質の実践方法などに関するセミナーが開かれた他、吉野さん考案の適正糖質アレンジレシピも公開された。

アレンジレシピはSUNAOのパスタソースや無印良品の食品を使ったもので、店舗において配布される他、江崎グリコの会員サイト「with Glico」内の「レシピクラブ」(https://with.glico.com/recipeclub/index.html)で公開される予定だ。

無印良品 銀座と江崎グリコがコラボするイベントも

「すこやか週間」では特別イベントも実施する。「無印良品 銀座」6階のサロンにおいて定期イベントが開かれているが、そこに江崎グリコが参加。14日(金)には無印良品と江崎グリコの商品開発担当者のトークショーを行なった。

16日(日)には、毎週日曜日に実施している「無印良品 銀座」のヨガ教室でも、適正糖質に関するプチセミナーを実施する。

無理をしないで適正糖質を食生活に取り入れよう

一般社団法人「食・楽・健康協会」では、適正糖質を1食あたり20~40g、間食では10g以下と提唱している。

前述の管理栄養士・吉野さんによると、適正糖質を食生活に取り入れるコツとしては、「主食を盛りすぎず、タンパク質や野菜たっぷりのおかずでボリュームアップ」「糖質量が低いものに置き換える」「市販の低糖質アイテムをうまく活用する」などがあるという。

また、ちょうどいい糖質の食生活を実現する上でストレスは敵なので、無理しすぎないことも大事とのことだった。