ジブラルタル海峡をはさんでヨーロッパと向かい合う、モロッコ北端の港町・タンジェ。

青い海岸線と、ヨーロッパの影響を受けた真っ白な建物が並ぶメディナ(旧市街)が織り成す風景が印象的なこの街は、ヨーロッパからさまざまな人やモノが流入する国際貿易都市として発展してきました。

かつては密輸やスパイが跋扈する街として知られていた時期もあり、いつしかこの街特有の危険をはらんだ自由な香りが多くの芸術家たちを惹きつけるようになっていました。

タンジェを取り巻く状況が変わった今でも、街にはアートギャラリーや前衛的なブティック、個性的なカフェなど、アーティスティックな雰囲気が感じられるスポットが数多く残っています。

そんなタンジェの開放的な空気を感じるのにぴったりのおしゃれなカフェ・レストランが、「ル・サロン・ブルー(Le salon Bleu)」。

メディナでリヤドを経営するオーナーがオープンしたお店で、街を見下ろす高台に位置するカスバ(城砦)内という絶好のロケーションを誇ります。

青と白で統一されたインテリアははっとさせられるほど爽やか。港町ならではの開放的なムードを盛り上げてくれます。

建物はカスバから見えますが、お店の入口はカスバの外。看板を頼りにすれば難なくたどり着けます。

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