ココットの内容は時期により異なるようですが、この日は厚切りの豚肉とキャベツの入ったオニオンスープに卵2つがのったものでした。

ストウブのホウロウ鍋に具材とスープをいれて、仕事を終えたパン窯でゆっくりと3時間ほど煮込んだものに、注文が入ってから季節の野菜と半熟卵で仕上げてもらえます。

ココットにはカットされたクロワッサン1本分がついてきますが、バゲットはお代わり自由です。

熱々スープの上の半熟たまごはとろりとして優しいお味。

厚切りの豚肉は柔らかく煮込まれ、クタクタになったキャベツは甘さたっぷりです。

熱々のお鍋に入ったココットは冷めにくく、最後まで温かくおいしくいただくことができました。

コーヒーまたは紅茶つきで900円(税別)と手ごろな価格ですが、お肉も野菜もしっかり入っていてボリュームたっぷり、女性であればランチとしても十分な量ではないでしょうか。

隣りの厨房やパン売り場から漂ってくる焼きたてパンの香りに包まれて、おいしいパンやココット料理を楽しめるポンレヴェック。

名古屋からわざわざ来るお客さんがいるというのもうなずける素敵なお店です。

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