前東京都知事の舛添要一氏(69)が自身のツイッターでサッカーワールドカップについて言及した。15日に開幕した、サッカーの2018ロシアワールドカップ。日本代表はグループリーグ第1戦で勝利を収め、第2戦では引き分けに。決勝トーナメント進出が掛かった第3戦の対ポーランド戦は日本時間の28日23時にキックオフとなる。
そんな中、舛添氏は26日にツイッターを更新し、「サッカー、次はポーランドとの戦い」とワールドカップに触れつつ、「都知事時代、駐日ポーランド大使と都市外交を展開。第一次世界大戦後、ソ連との戦争でシベリアに残された多数のポーランド孤児を助けたのは日本である」と、1920年頃、日本政府が多くのポーランド孤児を迎え入れ支援した出来事をつづった。また、舛添氏は「このことを記憶しているポーランドは親日的」とし、「都市外交、スポーツ外交は有益である」と記していた。
サッカー、次はポーランドとの戦い。都知事時代、駐日ポーランド大使と都市外交を展開。第一次世界大戦後、ソ連との戦争でシベリアに残された多数のポーランド孤児を助けたのは日本である。このことを記憶しているポーランドは親日的。都市外交、スポーツ外交は有益である。素晴らしい試合を期待する。
— 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) 2018年6月26日
しかし、舛添氏のこのツイートに対し、ユーザーからは「スポーツと政治は別物です。絡めるのは良くないと思います」「サッカーに政治的なことを持ち出すのは禁止です」「助けてあげたから親日みたいな考え方そろそろやめてほしいです」といった不信の声が集まる事態となっている。
確かに親日と言われているポーランド。ワールドカップ戦で時代を超えての交流となるが、「外交」に絡めてエピソードをつづったことに違和感を覚えたネットユーザーが多かったようだ。