国際政治学者の三浦瑠璃氏(37)が自身のツイッターを更新し、日本の政治に関する持論を述べた。

三浦氏は16日に自身のツイッターを更新し、一般人が抱く政治的意見について、自身が行った世論調査を踏まえ、「年長世代の意見は左右に限らず固まっており、若者世代はマイルド傾向(あるいは分からないと答える傾向)にあります」と言及。三浦自身は後者だとしつつ、「階級や人種の分断が少ない日本を二大政党制に誘導していった結果、人工的に亀裂を作り出せないままに一強多弱が生じたことをどう捉えるべきでしょうね」と現在の日本の政治の在り方に苦言を呈した。

また、「もっと話し合って与野党の妥協を図ってほしいというと、必ず『事態の深刻さを分かっていない』という非難に晒される」とし、「そのかつての形がうまく機能しなくなったから、一強多弱のおごりとか『事実上の一党独裁』とかいう意見が出てきているんですけどね」とコメント。「正直、外からみたって日本の政治はもう退屈です。だから燃え上がっている人々以外はどんどん離れていく」と厳しい言葉で実情を表現していた。

この一連の主張に対し三浦氏のツイッターには、「退屈なのは野党の政治目的が首相を辞めさせることになってるから。政策に対し勉強し様々な角度から議論しないからではないでしょうか」「分かります…。国民の意識の問題だけじゃないですよね、これは」「昔から政治って退屈そのものですよ…そのなかでその人なりのリアリズムを見つけてみんな動いてるんです」といったさまざまな意見が集まっていた。