3位 鶴松
トングで肉をつまむと、あまりにも薄いので肉と肉がペタリとくっつき合う。上手に網へのせて焼くと、数秒で赤味がきつね色に焼けていく。生すぎるのは問題だが、焼きすぎても美味しさが損なわれる。火が通ったと思ったらすぐに網からおろし、まずはタレをつけずに食べてみよう。
極薄の鶴松カルビは下味のタレがたっぷりと浸透しているため、肉内部からじゅうぶんに旨味を引き出すことに成功。サッと焼き、サッと食べれば、ジワジワと広がる肉汁とタレの旨味。これはビールというよりライス(麦飯)だろう。鉄皿の鶴松カルビを半分食べたら、次はしっかりタレをつけてライスとともに食べる。ああ、これ以上の幸せはない。——そして幸せが訪れる。
鶴松
住所: 東京都港区新橋3-16-8
時間: 12:00~23:30
休日: 不定休