ジャーナリストの田原総一朗氏(84)が20日に投開票が行われた自民党総裁選について言及した。

自民党総裁選では安倍晋三首相(63)が連続3選を決めるという結果に。しかし、当初は安倍首相の圧勝と思われていたものの、蓋を開けてみると安倍首相の票は国会議員票329票、党員・党友票224票の合わせて553票。石破茂元幹事長(61)に集まった票は国会議員票73票、党員・党友票181票の254票となっていた。

この結果を受け、田原氏はニュースメディア上で「予想通り安倍氏が勝ったが石破氏は大健闘したと思う」とコメント。さらに「石破氏は党員票で150票取れば健闘だと考えていたが、なんと180票を上回った」と石破氏を評価しつつ、「これは大健闘で安倍陣営にとっては相当衝撃だったのではないか。」と分析した。

また、当日昼に石破茂元幹事長に投票することを明らかにした小泉進次郎筆頭副幹事長(37)に触れ、「もしも小泉氏がもっと早くに石破支持を表明していれば、もっと党員票は伸びたと思う。だが、小泉氏もよく石破支持だと言い切ったと思う」とつづっていた。

田原氏は同様の文章をツイッターにも転載。

田原氏のツイッターには、「とはいえダブルスコアですけどね…」「安倍総理が外交で世界を回って地方を回る余裕もない中、石破氏が地方を回って党員票を掴んだだけのことじゃないですか?」「前回の党員票を考えれば220票はいく可能性が高かったはず。割と健闘したなという感じではないですか?」といったツッコミの声が集まっていた。