『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で11日、「ザキヤマ&フジモンがパクりたい-1グランプリ」が行われ、視聴者がざわつく場面があった。
この企画は若手からベテランまでの「自分のネタをパクってほしい」芸人がネタを披露し、別室でモニタリングしているお笑いコンビ・FUJIWARAの藤本敏史(51)とアンタッチャブルの山崎弘也(46)の2人がネタを見て、気に入れば即興でそのネタをパクったネタを披露するというもの。
一組目に登場したのは若手お笑いコンビ・サンタモニカだったが、ここでいきなり微妙な空気が漂い始めた。サンタモニカのネタは、ポール(25)がギターを弾き、そのリズムに合わせてマイム(24)が身体を使って『見たことあるもの』ネタを披露するというもの。この日はマイムが身体をねじり、「すごい勢いで潰されたいろはす」というボケを披露し、その後もマイムが身体を揺らし、「削除する前のアプリの震え」、マイムが口を大きく開けて正面を向いたり横を向いたりを繰り返し、「どうやっても正面を向かないシャワー」などのネタを披露した。
しかし、このネタにSNS上から疑問の声が上がった。ポールの弾くギターのメロディーやテンポ、ネタ構成について「アメトーークのサンタモニカ、まんまSAKURAIのネタと思うの私だけ…??」「録画したアメトーーク見てるけどパクりたい-1グランプリに出てきたサンタモニカって既にSAKURAIのパクりじゃない?」「言ってはいけないのかもしれんけど、一度思ってしまったらどんどん気になってしまう。サンタモニカのメロディーがSAKURAIさんぽい…」「サンタモニカのネタが既に、SAKURAIインスパイア」と、同じくギターを弾きながらネタを披露するソニー・ミュージックアーティスツ所属芸人のSAKURAI(44)と似すぎているという指摘が続々と寄せられる事態に。
山崎と藤本が若手芸人のネタをパクるという企画のはずが、その若手芸人がすでに他所からネタをインスパイヤしていたとしたら番組趣旨はブレブレ。なんとも皮肉な『アメトーーク!』となったようだ。