京料理のみならず、フレンチやイタリアン、エスニック、和洋のスイーツなど、ありとあらゆる「おいしいもの」がひしめき合う京都。食のレベルが高いだけに、ジャンルを問わず逸品に出会えます。

今回ご紹介するのは、四条大宮に本店を構える老舗果物店ヤオイソがてがける「フルーツパーラーヤオイソ」。大粒の果物を使ったフルーツサンドが名物で、「京都でフルーツサンドといえばヤオイソ」といわれるくらい有名な存在です。

ヤオイソは創業明治2年(1869年)の老舗果物店。1973年に新鮮な果物を使ったデザートやドリンクを提供するフルーツパーラーを始めました。

昔ながらの果物屋さんといった雰囲気の「ヤオイソ四条大宮店(本店)」。その4軒隣にあるのが「フルーツパーラーヤオイソ」です。

店内に足を踏み入れると、大阪出身の壁画絵師Ki-Yan(木村英輝)氏が手掛けた、フルーツをモチーフにした壁画「Walzing Fruits」がお出迎え。老舗の果物店とロックな壁画という、意外なコンビネーションが新鮮です。

ヤオイソで食べるべきは、もちろん看板商品のフルーツサンド。フルーツパーラーがオープンした当時から販売している人気メニューです。

ヤオイソのフルーツサンドの特徴は、一つひとつの果物が大きいこと。果物屋さんのフルーツサンドらしく、果物そのもののおいしさを存分に味わえるように仕上がっています。

使用するフルーツはイチゴ、メロン、パイナップル、キウイ、パパイヤが長年の定番。一年中提供できるもので、彩りと味のバランスを考慮した結果、この組み合わせになったのだとか。

昔はフルーツを細かく刻んで生クリームとあえていましたが、時代のニーズにより次第にフルーツが大きくなり、現在の形になったそうです。

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