経済評論家の勝間和代氏(49)が自身のブログを更新し、LGBTの人について「生産性がない」と持論を展開し騒動になっている杉田水脈議員(51)と杉田議員が所属する自民党に対し苦言を呈した。

勝間氏は25日にブログを更新。タイトルの中に「自民党の態度に強く失望を感じました」と記したエントリーを投稿し、杉田議員のLGBT支援に対する姿勢について「このような誤った論調を助長しかねない論考に対し、政権与党であり、LGBTの理解促進法を作ろうとしている自民党がなぜ、容認するのか」と自民党を批判した。

また勝間氏は自民党の二階俊博幹事長が24日の会見で今回の騒動について「人それぞれ、政治的立場はもとより人生観もいろいろある」と杉田氏の考えを尊重する態度を見せたことについても触れ、「このような発言を個人の見解として容認する自民党に大変な失望感を覚えています」と苦言。「今回の件は自民党の一部の人達の『底が割れた』といえるのではないでしょうか」と厳しい言葉もつづっていた。

このエントリーに対し、勝間氏のブログには、「きっとLGBTのことなんて深く考えたことなかったんだろうな…」「党としてどうか、よりもこういう発言をする人間が今日この時点でまだ議員辞職に追い込まれないところが、日本は政治的後進国であると示してる」「自民党を支持しているけど、さすがにこれは擁護できない。叩くべき時は支持者でも叩かないとダブスタになってしまうよね」といった声が集まっていた。