世界遺産にも登録されているイスタンブール旧市街には、ブルーモスク(スルタンアフメット・ジャーミィ)やアヤソフィア博物館、トプカプ宮殿やグランドバザールなど、旅行者が必ず訪れる見どころが密集しています。

そんなイスタンブール旧市街には、旅行者のための宿泊施設が数多くあり、その個性やオリジナリティもホテルによって様々です。

今回ご紹介するのは、ブルーモスクのおひざ元にあるSultanahmet Palace Hotel(スルタンアフメット・パレス・ホテル)。文字通り、宮殿のような造りの歴史ある豪華なホテルです。

ブルーモスクの横にあるArasta Bazaar(アラスタ・バザール)から徒歩2分。宮殿の入り口のような美しい門をくぐると、外の賑やかな雰囲気が嘘のように、品のある広々としたロビーが迎えてくれます。

ホテルの部屋にはエレベーターで行くこともできますが、荷物の少ない日は階段を使ってみたくなるほど。宮殿のように細部にまでこだわった内装にも惚れ惚れしてしまうでしょう。

ひとつひとつの個室も毎日丁寧に掃除されており、まるでオスマン帝国時代の高貴な身分の人が使っていたかのようなインテリアに囲まれてくつろぐことができます。

窓からは、旧市街側の部屋からはブルーモスクを、海側の部屋からはマルマラ海を見ることができます。ホテルの外に出なくても、イスタンブールらしさを存分に堪能できるのも、旅行者にとっては嬉しいポイントです。

また、このホテルのさらなる魅力はバスルームにもあります。バスルームにはバスタブがある部屋のほか、トルコ式のハマムという伝統的なお風呂を体験できるような設備があるのです。入浴中に椅子に腰掛け、お湯を溜めて洗面器を使いながらゆっくりと入浴できるのは、このような形式に慣れている日本人にとってはとてもありがたい設備ではないでしょうか。

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