スウェーデン南部の街ヘルシンボリ(Helsingborg)は、豊かな穀倉地帯に囲まれた美しい街。エーレスンド海峡を挟んでデンマークのヘルシンゲル(Helsingør)と向かい合っています。

人口10万人程の中都市ですが、かつてはデンマークとスウェーデンが領土争いを繰り広げた重要な都市で、数多くの史跡が残されています。

町の至る所から姿を見る事ができるシェールナン(Kärnan)の塔は、天気の良い日には対岸のヘルシンゲルが見える絶景スポット。

今回は美しいヘルシンボリの景色を一望できるシェールナンの塔を訪ねてみましょう。

17世紀にスウェーデンの統治下に入るまでは、デンマーク領であったヘルシンボリは、首都のストックホルムとは随分と違った街並みが見られるのもその魅力の一つ。

各都市からヘルシンボリへ鉄道やバス、フェリーなどが到着する中央駅から、ほんの少し歩くだけで風情のある街並みが広がっています。

駅とフェリーターミナルが連結しているので、デンマーク側へもたった20分ほどでアクセスできます。

まず見えてくるのは、お城のような美しい外観のネオゴシック様式の市庁舎。

その先にそびえ立つ重厚感のあるレンガ造りの建物がシェールナンです。

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