なかでも特に注目に値するのは「装飾タイル博物館」です。この博物館は建物自体が1472年にメフメト2世によって建てられたという非常に古い歴史を持ちます。イスタンブールに現存するオスマン建築の民間建築物の中では最も古いといわれていて、元は庭園で行われるポロ競技の見物のために建てられたものでした。

エントランス部分を彩る鮮やかなタイルは、それ自体が美術作品のような輝きを放っています。

博物館内部にはタイルや陶器で有名なイズニックやチャナッカレの作品や、オスマン帝国時代に宮廷やモスクを彩っていたパネル、泉亭の一部などが展示されており、どの作品を見ても職人の細やかで繊細な腕前を感じずにはいられません。

ヘレニズムや古代ローマといったあらゆる時代の芸術作品を観賞することができる「国立考古学博物館」はイスタンブールに来たからには必ず訪れておきたいスポットの一つです。

ギュルハネ公園、トプカプ宮殿、アヤソフィア博物館からすぐにアクセスできるので、旧市街を観光する際にはぜひ併せて見学してみてはいかがでしょうか。世界史のハイライトを思う存分味わうことができますよ!

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名前 国立考古学博物館(İstanbul Arkeoloji Müzeleri)
所在地 Cankurtaran, 34122 Fatih/İstanbul

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