堂島川と土佐堀川に囲まれた大阪・中之島にあるフェスティバルタワーは、オフィスやレストラン、ショップ、リニューアルされたフェスティバルホールを擁する、高さ200mの超高層ビル。
そのエントランスからコンサートホールへと続く赤いじゅうたんが敷かれた大階段を上がった2階に、「レストランアラスカ フェスティバルタワー」があります。
レストランアラスカの歴史は、昭和3年、大阪市北浜で始まりました。以来、二度の移転を経て、レストランアラスカの西洋料理は、90年の長きに渡って京阪神の財界人や文化人等名士達に愛されてきたと言います。
レストランの入り口には、アラスカを彷彿とさせる白熊の像がありました。当時、アラスカという言葉には荒野を拓いていくフロンティアスピリットを象徴するイメージがあったそうです。
西洋料理を食べられるお店がほとんどなかった昭和初期の大阪の地に、舶来の食文化を広めていく精神がフロンティアであるとして「アラスカ」と名付けた、とスタッフが説明してくれました。
レストランアラスカが誕生した時代は、現在のように「フランス料理」「イタリア料理」「スペイン料理」と細分化はされておらず、舶来のものは一くくりに「西洋料理」とされていました。
現在のレストランアラスカ フェスティバルタワーでは、その伝統ある西洋料理を大切にしながらも、新たな価値の創造に挑戦した西洋料理をいただけます。
ランチメニューは、Esprit お野菜とお魚のランチ、Tradition アラスカの定番ランチ、ALASKA フルコースランチなど全4種類。内容はその日によって多少変わるようです。
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