Energy Harbor社は12日、Standard Power社と提携し、オハイオ州の新しいビットコイン・ブロックチェーン・マイニングセンターにカーボンフリーの原子力発電を提供すると発表した。

Standard Power社が、オハイオ州コショクトンにある廃墟となった製紙工場をEnergy Harbor社の原子力発電所のエネルギーを利用したマイニング施設に改造するようだ。2021年12月からビットコインのマイニングが行われる予定である。

Standard Power社の最高経営責任者(CEO)であるマキシム・セレジン氏は、「Energy Harborとの提携により、この施設で使用される電力の100%がカーボンフリーであることを保証するために、当社のホスティング機能を積極的に構築した。」と述べている。また、電気代が安く、カーボンフリーのエネルギー源が利用できるため、オハイオ州を選んだようで、地域に新たな雇用をもたらすことにも期待しているという。

Energy Harbor社の社長兼CEOであるジョン・ジャッジは、「Standard Power社が当社にサービスを提供する機会を与えてくれたことに感謝し、環境への影響を最小限に抑えながら、オハイオ州に新たな価値を示していく。」と述べている。

Energy Harbor社は、財務安定性を備えたオペレーションに重点を置き独立発電事業者で、原子力発電機と化石燃料発電機を運営している。Standard Power社は、高度なデータ処理企業向けのインフラサービスプロバイダーやブロックチェーンマイニング企業向けのホスティングプロバイダーである。インフラ管理の専門知識を活用し、モジュラー型データセンターを開発している。