ブロックチェーン技術を利用したトークン発行型クラウドファンディング2.0「FiNANCiE」を提供する株式会社フィナンシェは、2021年8月1日よりアビスパ福岡株式会社が運営するJ1に所属するアビスパ福岡のクラブトークンの発行と販売を開始すると発表した。
ブロックチェーン技術を利用したプロスポーツチームのクラブトークンは、欧州を中心とした海外でオンライン上でのファンサービス・クラブ応援ツールとして注目されている。バルセロナFCやユベントスなど、主要なサッカープロチームに既に幅広く展開されており、クラブトークンはチームへの応援の「しるし」や「証」の役割を果たし、保有することでクラブ発の投票企画への参加やトークン保有者限定の特典への応募ができるなど、新しい体験ができるデジタル上のアイテムである。
アビスパ福岡は、サポーター、そして地元福岡との絆をさらに強め、盛り上げていくため「サポーターとつくるワンデーマッチプロジェクト」を始動し、クラブトークン発行・ファンディングを実施するという。FiNANCiEは、ワンデーマッチのパートナーとしてアビスパ福岡が発行するクラブトークンを使った、ファンと共にクラブを創り上げるオンラインでの新しい体験を提供する。
今回のクラブトークンの販売売上は、主にアビスパ福岡のクラブ運営、強化費用に利用されるようだ。また、今回の新しい取り組みである「サポーターとつくるワンデーマッチプロジェクト」の運営開催費に利用する。
クラブトークン購入者は特典として、クラブの投票企画への参加や参加型イベントへの招待、特典抽選への応募などの権利が得られるようだ。また、アビスパ福岡・クラブトークンを購入することで、クラブ運営を支援することができ、サポーター(トークン保有者)の売買に応じて、クラブトークンの価格が上下する。今後、サポーターが増えトークンの需要が増加するにあたり、二次流通でのトークン価値が上がる可能性もあり、サポーターにとっても初期から応援している証や継続的に応援するモチベーションに繋がる、新しい応援の形となる。
8月1日のアビスパ福岡クラブトークン販売開始に先立ち、アビスパ福岡×FiNANCiE「アビスパ福岡クラブトークン説明会」をYouTubeにて開催するという。