米大手暗号資産(仮想通貨)投資企業Galaxy Digitalが、データ・金融情報大手のBloombergと提携し、分散型金融(DeFi)に関連した新しい暗号資産インデックスを立ち上げたことが明らかになった。
このインデックスの構成資産には、Uniswap(UNI)、Aave(AAVE)、Maker(MKR)、Compound(COMP)、Yearn(YFL)、Sushiswap(SUSHI)などが含まれている。8月1日時点では、UNIが40.0%、AAVEが18.0%、MKRが12.7%、COMPが10.0%、YFLが5.4%、SNXが5.0%、SUSHIが4.3%、ZXRが2.8%、UMAが1.8%となっている。
DEFIの構成銘柄は、米国での機関投資家による取引やカストディの準備が整っているかどうか、また価格設定の質に基づいて選定されている。また、DeFiプロトコルは、月次ベースでインデックスへの追加または削除が検討されるという。2018年に、BloombergとGalaxy Digitalは、ビットコインやイーサリアムを含む市場で最も流動性の高いトークンで構成される「ブルームバーグ・クリプト・インデックス」を発表している。
このインデックスの発表と同時に、Galaxy Fund Managementが、DEFIのパフォーマンスを追跡するパッシブ運用ファンドであるGalaxy DeFi Index Fundの提供を開始することも発表した。Galaxy社の資産管理責任者であるSteve Kurz氏は、「DeFiを支えるブロックチェーンベースのインフラは加速度的に成熟している。当社独自のDeFiインデックスファンドは、金融サービスの未来に対する機関投資家級のエクスポージャーを投資家に提供する。」と述べている。