多くのアニメやゲームのテーマソングを作曲する音楽クリエーターで作曲家の田中秀和容疑者(35)が24日、強制わいせつ未遂の疑いで警視庁に逮捕された。

警視庁の発表によると田中容疑者は、今年8月20日の夜、都内の駅近くにある駐輪場で10代女性にわいせつな行為をしようとした疑いがもたれている。田中容疑者は被害者の女性を人気のない場所に連れて行って犯行に及び、「別の駅で見つけて後をつけた」と供述しているという。

田中容疑者は、人気アニメ『アイドルマスター』シリーズで多くの楽曲を手がけ、その他に『アイカツ!』『Wake Up, Girls!』『這いよれ!ニャル子さん』『ハナヤマタ』『IDOLY PRIDE』といった作品で主題歌や劇伴を担当。22年の秋アニメ『宇崎ちゃんは遊びたい!ω』(ABCテレビ、東京MXほか)のOP主題歌の作編曲を手がけていた。

田中容疑者の個性的な楽曲にはファンが多く、25日早朝に逮捕が報じられるやツイッターでも関連ワードがトレンド入りし、「ゲームと犯罪を結びつけようとする輩が湧いてきそう」「良い曲作ってたのにな」「曲に罪はない」「好きな曲が多いからこの報道は悲しくなったわ」「なんで一時的な性欲で人生棒に振るかなぁ。風俗行けば済むのに」「やっぱり、アニメ関連、特に、若い女性を題材に使った作品をつくる人って、こういうことするんや」「これで『曲使うのやめろ』って暴れる人出なきゃいいけど」など、さまざまな意見が寄せられていた。