4月24日放送の『アイ・アム・冒険少年』(TBS系)にお笑いタレントのあばれる君(36)が出演。あばれる君と、ゲスト外国人によるモノ作り企画に視聴者から困惑の声が集まっている。

問題となっているのは、あばれる君の冠企画「あばれる山」。これまで番組であばれる君は、「日本語が離せない」一般人の外国人とタッグを組んで家やアイテムなどさまざまなモノを完成させる過程を楽しむ企画を行っていたが、今回は以前にも登場したインドの青年・アチャラチが再登場。あばれる君が300万円で購入した山に手漕ぎのトロッコを引くことになった。

しかし、あばれる君にはトロッコに関する知識がまったくないため、番組がトロッコ作りが趣味だという日本人大学生「来栖くん」を招集。さらに助っ人として、あばれる君の大工の師匠だという庭野徹さん、庭野さんの知人である粕川さんを呼び、専門知識を元にトロッコを作っていった。

来栖くんの指示のもと、まずはトロッコ作り。木の板をカットして枕木を作り、針金で細い鉄パイプと固定していったが、レールは全長100メートルあるため、この材料が大量に必要に。そのため、スタッフ総出で作業を行っていった。

一方、勾配のキツい山道にレールを通すため、粕川さんが支柱を組んで、その上にレールを通すことに。また、トロッコの運転部分は来栖くんが用意。あばれる君が実際に作業したのはレールを組む作業と、レールを実際に並べて道順を確かめる作業などだった。

その後、トロッコの運転部分に対し、いつの間にか壁などが組まれて完成していたトロッコを走らせたあばれる君はアチャラチと共に猛スピードで駆け抜けるトロッコを楽しんでいたのだが、この様子に視聴者からは「やらせてる君では!?」「あばれるは要らねーな」「重要な部分は作らないのか」といったツッコミが集まっている。

「また、今回はスピードを重視していたのか、枕木に使った木材や、トロッコの壁部分には防腐剤すら塗らず、そのまま利用。すぐに腐ってしまうのは確実で、企画重視でまったく実用性のないもの。あばれる君も重要な作業をしていなかったことから、なぜこの企画が行われたのか、首をひねる視聴者も多かったようです」(女性誌記者)

『冒険少年』のあばれる君には視聴者の視線も厳しくなってしまうのかもしれない!?