6月30日放送の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)では、タレントの島崎和歌子(50)をゲストに迎え、1991年から続く『オールスター感謝祭』(同)の司会抜擢の理由などを明らかにしていったが、多く視聴者が編集の仕方に違和感を覚えたようだ。
島崎と言えば『オールスター感謝祭』のイメージが強いが、同時に『オールスター感謝祭』の司会者として名前があがってくるのが島田紳助(67)だ。
当時18歳の無名アイドルだった島崎が司会に抜擢されたのも、当時紳助がやっていた深夜番組『青春!島田学校』(同)に島崎が出演しており、カメラが回っていない裏側でも島崎がひたむきに頑張っている姿を初代・プロデューサーの加藤嘉一氏(67)が目にしたからであり、偶然にも紳助からも「和歌子なんか面白い」という話が出たことがキッカケになったと明かされた。
このエピソードに中居正広(50)は、「見てる人は見てる。(カメラが)回ってるところではない。取り組む姿勢ですよ。技術じゃない。周りに気を遣う礼儀正しさ、誠実さがもたらした」と、若かりし頃の島崎の仕事の向き合い方を大絶賛。島崎も「本当に芸能界の恩人ですからね、紳助さんと加藤嘉一は。私の中では本当に芸能界の恩人」だと語った。
ほかにも番組の中では何度も紳助の名前が登場。しかし『オールスター感謝祭』の名場面を振り返る中で、紳助の姿が映る場面は一度もなし。これに、ネット上から「紳助(さん)って何度も何人もの出演者が言ってたのに、映像は全く映らないのが鬼違和感」「いくら引退したからって、オールスター感謝祭の過去のVTRを流すのに、島田紳助を一切映さないように編集するのは、間違ってると思う」と違和感を訴える声が集まっている。
「紳助は2011年に、暴力団関係者との黒い交際を理由に芸能界を引退しています。そのため、テレビに映すことができなかったのかもしれません。ただ、番組には紳助以外にもモザイクがかかっていた人物がおり、King&Princeの永瀬廉(24)、なにわ男子の長尾謙杜(20)にもモザイクがかかっていたんです。Hey!Say!JUMP・山田涼介(30)にはモザイクがかかっていませんでしたから、ジャニーズ全般がNGというわけではなさそうですが、両者のファンからは『廉くんと長尾くんにモザイクかかっててジャニーズダメなの?中居くんの番組なのに?って思ってたら山田くんは普通に映ってるっていう謎』『長尾くんと永瀬廉くんがモザイクかかってんの、もやもや』との不満も漏れてきていました」(週刊誌記者)
なお、紳助といえば2009年の『オールスター感謝祭』の生放送中に、楽屋あいさつに来なかったとされるお笑いトリオ・東京03を恫喝したという事件はあまりにも有名だが、この事件の裏側を島崎の口から聞きたかった人も多かったのではないだろうか。