漫画家の倉田真由美(52)が22日、自身のエックス(旧ツイッター)を更新。大阪で行われたイベント「ミュージックサーカスフェスティバル」でセクハラ被害に遭ったことを告発した韓国人パフォーマーのDJ SODAさん(35)の発言に対して持論を展開し話題となっている。

一部の観客から胸を触られる被害にあったとSNS上で告白したDJ SODAさんだが、一部で「露出の多い服を着ているからだ」という声が上がっていた。

それに対し倉田は自身のエックスで「私は人々に私に触ってほしいから露出した服を着るのではない。 私は服を選ぶ時、自己満足で着たい服を着ているし、どの服を着れば自分が綺麗に見えるかをよく知っているし、その服を着る事で自分の自信になる」「ウォーターフェスティバルで露出している服を着る事が間違っているの? 私は自分が着たい服を着る自由があるし、誰も服装で人を判断できない。私の体は自分のものであって、他人のものじゃない」と反論した。

しかし「服装で人を判断できない」とDJ SODAさんが綴ったことについて倉田は「いや、できるよ。だって服を選ぶのは自分。センスも、自分をどう見せたいかも、その人の考え方から出てきたもの。何を着るか自由だからこそその人らしさが出るし、『ファッションは自己表現』と言える。服によって「どう見られるか」は、自分が引き受けなくてはならない。」と投稿した。

さらに「半裸のような格好をしているからといって『触っていい』と解釈するのは勿論アウトだが、『性的に見られたいのね』『エロを全面に押し出すのね』と解釈するのは普通のこと。」「『そんな風に解釈しないで!そんなつもりはない』というのはちょっと無理がある。人の解釈はその人のものだ。発信者に強制され得るものじゃない」と記した。

これに対しネット上からは「おっしゃる通りだと思います」「ファッションは自己表現。まさにそうですね」などの共感の声が寄せられている一方で「ファッションは自己表現だからこそ、何を着ていようと性暴力を振るうのは言語道断と言う世界共通認識がある。二次加害するのやめろ」「「どう見られるか」と「触っていいのか」というのはまったく別の問題です」など声が上がっている。

DJ SODAさんの「服装で人を判断できない」という発言に持論を展開した倉田。しかし、DJ SODAが受けたセクハラは許されることではないため、批判の声も集まってしまったようだ。