9月1日に放送された『大下容子ワイド!スクランブル』(テレビ朝日系)に脳科学者の中野信子氏(48)が出演。2025年に予定されている大阪万博を痛烈批判し、賛否両論を集めている。

現在、資材や人件費の高騰で建設遅れが大きな問題となっている大阪万博。8月31日には岸田文雄首相(66)が関係者を集めた会合の場で、自らが陣頭指揮を執ることを表明した。

一方、番組ではこのデジタル時代にハコモノのイベントを行うことを疑問視していた。

この問題について中野氏は、「デジタルのものをわざわざハコモノを作ってデジタルにするっていう、すごいギャグでやってるのかな?って思う人もいると思いますけどね」と苦笑い。

また、「本当は私、支持する立場を取らないといけない立場なんでしょうけど、支持するコメントをすると炎上して名前が売れるってやつなのかなっていろいろ考えちゃう」と自身のコメントが意図しない炎上商法に繋がりかねない現状を皮肉った。

さらに中野氏は、公式キャラクターの「ミャクミャク」についても触れ、「本当に見てる方、このキャラクター、いいと思います?」と疑問視。「本当に申し訳ないですけど、このキャラクターを見て、いいアイデアがいっぱい出ても採用されない組織なんじゃないかなって思っちゃいますけどね」と話していた。

中野氏のこのコメントにネット上からは、「中野先生言っちゃいましたね」「良いこと言うじゃん」「ボロクソ言われてて草。もっと言ってやれ」という賛同の声が集まることに。

一方ネット上からは、「ネットの反応見て意見変えてるの?」「今さらミャクミャク様のデザイン批判かよ」「中野さん、薄ら笑いながら言わないでちゃんと言った方がいい」といった声も寄せられていた。

「大阪万博開催についてはもともと根強い批判があり、今回の建設遅れでその批判がより強くなった形になりました。そうした批判の声を代弁した中野氏を面白がる声が集まった一方、今では逆に人気キャラとなっているミャクミャク批判をしたり、一歩下がったような立場からコメントしたことに対し、疑問の声も集まってしまったようです」(芸能記者)

はたして大阪万博は無事開催できるのだろうか――。