9月5日放送の『DayDay.』(日本テレビ系)に、タレントのヒロミ(58)が出演。故・ジャニー喜多川氏(享年87)から被害を受けた元ジャニーズJr.ら「ジャニーズ性加害問題当事者の会」の記者会見について、私見を語った。
ジャニーズ事務所は、7日に行われる会見で今後の事務所の取り組みなどを明らかにする見通しだが、これについてヒロミは「どういう形になるか分からないですけど、被害者の方が納得いくような形で……。会社ですから、代表が変わったとしてもちゃんと向き合って被害者の方が納得するような形にしてもらいたい」とコメント。
また、ニュース解説メディア「The HEADLINE」の編集長でコメンテーターの石田健氏は、「経営体制が今後どうなっていくかというところが今後注目されていく」としたうえで、「今後の経営だったりその中で、過去の問題をどう扱うか。メディアだったりスポンサーとか関係するステークホルダー、いわゆる関係者が非常に多いので、そういう意味でもそういった方たちが納得できる説明をしない限り、今後のエンタメ業界全体、メディア業界全体としても信頼を取り戻せない部分がある」と指摘。それを踏まえたうえで、「きちんと説明してほしい」と語った。
ただ、ネット上では「ヒロミさんは知らなかったんですか?噂も聞いてませんでした?芸能界の皆さま報道メディアの皆さま知りませんでしたでは済まされないと思いますよ」「当事者の会は、要はお金が欲しいという胡散臭さ全開になってきた。それにしても、これまでのヒロミのコメントも被害がありきだし。これまで散々ジャニーズと仕事をしてきたのにこの掌返しに呆れる」との声が集まっている。
「ジャニーズ性加害問題について、すっかり外部の人間という立場からコメントしているヒロミですが、ヒロミとジャニーズといえば1998年から1999年にかけて放送された『8時だJ』(テレビ朝日系)でMCを務め、嵐や滝沢秀明とも懇意にしていたいわゆるズブズブの関係。本当にメディアや芸能界が“ジャニーズ忖度をなくす”というのであれば、当時のジャニーズJr.たちから話を聞いたことがなかったか?被害を受けたと相談されたことはなかったのか?といった、もっと奥深くにつっこんだ話をしてほしいところですが、いちタレントとしては難しいのでしょうね」(週刊誌記者)
これだけの被害が明るみになっても、報道の規模は小さいまま。果たして本当にメディア忖度がなくなる日は来るのだろうか。