暗号通貨のビットコイン(BTC)は、再び節目10.1万ドルを試す動きに一時10.1万ドル台を回復した。その後、この水準から利益確定売りに押され、9.7万ドル台まで大幅反落する荒い展開が続いた。ただ、米国の大手ソフトウエアメーカー、マイクロソフトやオンライン小売のアマゾンの株主はインフレ対策などで、バランスシートの分割が必要だと主張し、それぞれビットコイン購入を提案したと報じられており、買い意欲が依然強いと見られる。マイクロソフトは10日の会合で、提案を巡る投票を予定している。