PR会社や広告代理店が月5本のニュースサイト掲載枠を使う場合、掲載本数や料金だけでなく、未消化分、翌月繰越、解約条件、支払い方法、掲載可否の前提を事前に確認しておく必要があります。
月額掲載枠は、毎月複数本の掲載URLを管理しやすくする一方で、使い方を誤ると「思ったより使い切れなかった」「翌月に繰り越せると思っていた」「解約締切を過ぎていた」といった認識違いが起きる可能性があります。
本記事では、PR会社・広告代理店・制作会社の実務担当者向けに、月5本のニュースサイト掲載枠を使う前に確認しておきたい注意点を整理します。
月5本掲載枠はどんな使い方に向いているか
月5本のニュースサイト掲載枠は、毎月複数本のプレスリリース掲載や企業告知掲載を扱うPR会社・広告代理店に向いています。
たとえば、複数クライアントの新商品発表、キャンペーン告知、イベント案内、導入事例、採用広報などを扱っている場合、毎月の掲載URLをまとめて管理しやすくなります。
実務上の判断基準:
月5本掲載枠は、「毎月5本を必ず使う」ことだけが目的ではありません。複数クライアントの掲載URLを管理しやすくし、月次報告や営業資料に掲載情報を整理しやすくするための枠として考えると使いやすくなります。
向いているケースは以下です。
- ✓ 毎月2〜5本程度の掲載相談がある
- ✓ 複数クライアントの掲載URLをまとめて管理したい
- ✓ 原稿支給で進められる案件が多い
- ✓ 月次報告に掲載URLを入れる機会が多い
- ✓ 掲載先確認や都度見積もりの手間を減らしたい
- ✓ PR TIMES以外の掲載先候補を持っておきたい
月5本掲載枠の基本的な使い方は、以下の記事でも整理しています。
未消化分の扱いを必ず確認する
月額掲載枠で特に確認したいのが、未消化分の扱いです。
月5本まで相談できる枠であっても、実際にその月に5本すべて使えるとは限りません。クライアント都合で原稿が遅れる、画像素材が揃わない、掲載可否確認に時間がかかる、希望公開日が翌月になる、といったケースがあるためです。
そのため、未消化分については事前に確認しておく必要があります。
未消化分で確認したいこと
- ✓ 月内に使い切れなかった場合、返金があるか
- ✓ 未消化分を翌月に繰り越せるか
- ✓ 掲載相談中の案件が月をまたぐ場合、どの月の枠になるか
- ✓ 原稿支給日と公開希望日の関係を確認しているか
- ✓ 月末近くに入稿した場合、翌月公開になる可能性があるか
未消化分の返金や翌月繰越がない場合は、月内にどの案件を優先するかを社内で決めておくことが重要です。
クライアント案件として扱う場合は、「月5本まで使える」という説明だけでなく、未消化分の扱いもあわせて共有しておくと安全です。
翌月繰越の有無を確認する
月額掲載枠では、翌月繰越の有無も重要です。
たとえば、今月3本しか使わなかった場合に、残り2本を翌月に足せるのか、それとも消化扱いになるのかで、代理店側の運用は変わります。
運用上の注意:
翌月繰越がない月額掲載枠では、月末時点で未消化が出ないように、原稿支給予定と掲載相談予定を早めに整理しておく必要があります。
繰越の有無を確認するときは、以下もあわせて見ておきましょう。
- ✓ 翌月繰越が可能か
- ✓ 繰越できる場合、上限本数があるか
- ✓ 繰越期限があるか
- ✓ 月末入稿分の扱いはどうなるか
- ✓ 掲載可否確認中の案件はどの月にカウントされるか
繰越がない場合でも、社内で案件候補を早めに整理しておけば、枠を有効に使いやすくなります。
解約条件と更新タイミングを確認する
月額掲載枠は、継続利用を前提にしたサービスです。そのため、解約条件と更新タイミングを確認しておく必要があります。
特にクライアント案件として提案する場合、解約締切を把握していないと、翌月分の更新や請求について認識違いが起きる可能性があります。
解約・更新で確認したいこと
- ✓ 自動更新の有無
- ✓ 更新日はいつか
- ✓ 解約希望の連絡期限はいつか
- ✓ カード決済と請求書払いで締切が違うか
- ✓ 月途中解約の場合の扱い
- ✓ 未消化分がある場合の扱い
- ✓ クライアントへの請求タイミングと合っているか
PR会社・広告代理店側では、社内カレンダーや案件管理表に更新日と解約締切を入れておくと、確認漏れを防ぎやすくなります。
請求・決済条件については、以下の記事でも整理しています。
掲載可否は案件ごとに確認する
月5本掲載枠があっても、すべての原稿が自動的に掲載されるわけではありません。
媒体側の掲載方針、表現内容、画像素材、リンク先URL、法令・広告表現上のリスクなどにより、掲載前の確認や調整が必要になる場合があります。
特に以下のような案件では、事前確認が重要です。
- ✓ 医療・美容・健康食品に関する内容
- ✓ 金融・投資・暗号資産に関する内容
- ✓ No.1表現や比較表現を含む内容
- ✓ 効果効能を強く訴求する内容
- ✓ リンク先の内容確認が必要な案件
- ✓ 画像素材の権利確認が必要な案件
重要な前提:
月額掲載枠は、掲載相談を管理しやすくするための枠です。掲載可否は、案件ごとに編集部確認後に判断される前提で考える必要があります。
この前提をクライアントにも共有しておくと、「月額枠があるから必ず掲載される」という誤解を避けやすくなります。
月末近くの入稿には注意する
月5本掲載枠では、月末近くの入稿にも注意が必要です。
原稿支給日が月末に近い場合、内容確認、画像素材確認、リンク先確認、掲載可否判断、公開設定などの都合で、公開日が翌月以降になる場合があります。
PR会社・広告代理店側では、月内掲載を希望する場合、以下を早めに確認しておくと進行しやすくなります。
- ✓ 完成原稿が揃っているか
- ✓ タイトルや見出しが整理されているか
- ✓ 画像素材の利用条件を確認しているか
- ✓ リンク先URLが確定しているか
- ✓ 希望公開日を事前に共有しているか
- ✓ 掲載可否確認に必要な情報が揃っているか
月末入稿時の考え方
月末に近いタイミングで原稿を支給する場合、希望公開日が翌月以降になる可能性をクライアントにも共有しておくと、報告資料やキャンペーンスケジュールの認識違いを防ぎやすくなります。
月内に掲載URLが必要な場合は、原稿、画像素材、リンク先URLを早めに揃えることが重要です。
クライアント向けの説明文例
月5本掲載枠をクライアントに説明する場合は、未消化分、繰越、解約条件を曖昧にしないことが大切です。
以下のような説明文を用意しておくと、認識違いを防ぎやすくなります。
クライアント向け説明文例
月額掲載枠を利用する場合、毎月一定本数まで掲載相談が可能ですが、掲載可否は媒体側の確認後に決まります。
未消化分の返金や翌月繰越の有無、解約締切、支払い方法については、事前に確認したうえで進行します。
月末近くに原稿をご支給いただく場合、内容確認や公開設定の都合により、公開日が翌月以降になる場合があります。
掲載URLは、クライアント報告、自社サイト、SNS、営業資料などで掲載情報を確認・共有するためのURLとして活用できます。
このように、月額掲載枠の便利さだけでなく、利用条件と注意点をセットで説明することが重要です。
利用前チェックリスト
月5本掲載枠を使う前に、以下を確認しておきましょう。
月5本掲載枠の確認チェックリスト
- ✓ 月額料金を確認している
- ✓ 月に何本まで相談できるか確認している
- ✓ 未消化分の返金有無を確認している
- ✓ 翌月繰越の有無を確認している
- ✓ 解約締切を確認している
- ✓ 支払い方法を確認している
- ✓ 掲載可否が編集部確認後に決まることを理解している
- ✓ 月末入稿時の公開タイミングを確認している
- ✓ 原稿・画像素材・リンク先URLを早めに準備できるか確認している
- ✓ クライアント向けの説明文を整理している
月額掲載枠は、複数案件を管理しやすくするための仕組みです。条件を事前に確認しておくことで、PR会社・広告代理店の実務に組み込みやすくなります。
NEW'S VISIONのサブスク月5本パックについて
NEW'S VISIONでは、PR会社・広告代理店・制作会社・広報支援会社のご担当者様向けに、サブスク月5本パックをご用意しています。
一斉配信サービスではなく、NEW'S VISION上に記事を掲載するメニューのため、掲載後URLをクライアント報告、自社サイト、SNS、営業資料などで活用しやすい形で整理できます。
サブスク月5本パックの基本
- ✓ 月額110,000円(税込)
- ✓ 毎月5本まで完全原稿お渡しプラン相当の記事掲載をご相談可能
- ✓ 完成原稿・画像素材・リンク先URLをご支給いただく形で進行
- ✓ 未消化分の返金なし
- ✓ 翌月への繰越なし
- ✓ Stripeカード決済は申込日を起点に1か月ごと自動更新
- ✓ Stripeカード決済の解約希望は次回更新日の5営業日前まで
- ✓ Paid請求書払いは月末締め翌月末払い想定
- ✓ Paid請求書払いの解約希望は毎月25日まで
- ✓ 掲載可否は編集部判断
月5本掲載枠を使う場合は、月内の掲載予定、原稿支給の準備状況、支払い方法、解約条件、未消化分の扱いをあらかじめ整理しておくと、運用しやすくなります。
月5本掲載枠の条件を確認したい方へ
NEW'S VISIONでは、PR会社・広告代理店・制作会社・広報支援会社のご担当者様向けに、通常掲載、複数本掲載、継続掲載、サブスク月5本パックのご相談を受け付けています。
掲載条件、料金、入稿方法、支払い方法、進行の流れについては、以下の案内ページをご確認ください。