細菌によって顔の組織が破壊される病気「水がん(すいがん)」。世界保健機関(WHO)は12月15日、水がんを「顧みられない熱帯病(NTDs)」の公式リストに加えると発表した。この病気をNTDsとして認知させる活動を3年にわたり取り組んできた国境なき医師団(MSF)は、この決定を歓迎するとともに、今後も病気の原因究明、早期発見、治療や啓発に注力していく。
■歓迎すべきリスト入り
水がんは、口の中の粘膜が病原菌によって…
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ナイジェリア現地リポート:水がん、WHOの「顧みられない熱帯病」として公式認定へ