それはもう、どしゃ降りを通り越し、「記録的」な豪雨に西日本全域が見舞われた朝でした。【元オウム真理教・麻原彰晃の死刑執行】の一報。それからネットに沸き上がる賛否両論の中、「なぜこの時期に?」ってお約束のような陰謀論コメントから、「アベノセイダー!」って、天変地異も含め、全てを現政権のせいにしてしまうコメントに、ため息しか出てきません(苦笑)!

 こんにちは! チバレイです。


この度の豪雨によって、被害を受けられました皆様に対し、この場をお借りしまして御見舞いを申し上げます。また、お亡くなりになられた方のご冥福を祈ると共に、一日も早い復旧をお祈り致します。

我が国は、中世(鎌倉時代)から江戸時代を経て、明治時代に法で定められ、今日に至るまで死刑制度が合憲とされ存在します。今回、元オウム真理教の元教祖と元幹部、7名の死刑囚に執行が行われました。


元オウム真理教の教祖・麻原彰晃元死刑囚の逮捕は平成7年。今から23年も前のことで、死刑判決は平成18年に確定しています。つまり取り調べや、審理に10年もの時間をかけて裁判所が出した判決です。

公表こそされないにしても、事件全ての解明がなされたということです。そして更に10年を経て、死刑が執行されたのです。


しかし、「これで一連のオウム真理教事件の真相は解明されなくなった!」「麻原には訴訟能力が無かったから死刑執行はおかしい!」なんて意見を目にします。日本の警察・検察・裁判所を含め、世の中を甘く考えすぎてませんか?

一度に7名もの死刑!のニュースはたちまち世界中を駆け巡ります。EU加盟28ヵ国と、ノルウェーやスイスといった、今現在死刑制度を持たない国々が、駐日大使館を通じて、非難の声明を寄越したとか。

「非人道的」「基本的人権の侵害」「残酷」、果ては「犯罪の抑止効果はない」とまで。

我が国は通常、逮捕→取り調べ→検察→裁判→判決の流れを絶対正義とした法治国家です。日本では、逮捕の際に犯人が抵抗したからと、警察官が即射殺する、【簡易死刑執行】なんてことは先ずあり得ません。

勿論、海外の警察官も正当防衛のみに射殺が認められています。日本と海外。どちらも正義であることに変わりありません。それでもこの場合、どちらの方が人道的で、より人権を尊重してると言えるでしょう?

日本人には日本人の宗教観や道徳観、それらから派生する生活習慣や価値観、道義等があるのです。全て自分たちが正義!と言わんばかりに自らの価値観を押し付けてくる諸外国には「大きなお世話!」と言いたくなるのは私だけでしょうか。

今回の一件で、上川陽子法相の英断は、称賛に値するものだと、つくづく思います。

「極めて凶悪かつ重大な罪を犯した者に対して、裁判所が審理を尽くした上で言い渡す判決を、尊重すべきと考える」とした上で、「慎重に検討を重ねた上で執行命令を発した」と執行後の会見で述べられています。

SNSやネットでは「これまで10名の執行を行った」「執行前夜に懇親会でお酒を飲んでた」と、まるで悪人のように槍玉に挙げられる一方、法務大臣としての決断力と実行力、責任感を讃える声が多くみられます。

基本的に、刑の確定から執行までは、6か月以内とされています。

ところが、法務大臣に就任しても、自身の宗教上の理由を盾に、死刑執行の命令書に判を押さない、言わば先送りをしてきた方が多くいらしたそうです。多くの死刑囚から誰を、いつ執行するのか、法務大臣が一人で決定するのは相当なプレッシャーに間違いありません。

自分の下した決定は、即ち命を奪う事を意味するからです。しかしながら、それが職務である以上、法によって裁かれた以上、避けては通れないはずです。

カトリック教徒であり、敬虔なクリスチャンである上川法相は、3年前の法務大臣就任時、死刑についてインタビューを受けた際に、「法務大臣の職にありながら、個人の思想・心情で死刑の手続きをしないのは、職務の放棄である」と答えたそうです。

その姿勢と覚悟に共感を覚えると同時に、憧憬の念さえ抱いてしまいます。

元オウム真理教の教祖麻原彰晃は、現在の後継教団(ALEPH/アレフ)では開祖という位置付けです。

このままでは殉教者とされ、神格化がなされ、先鋭化された活動へと繋がる可能性は否定できません。特に上川法相は、過激な信者からの報復や、身の危険に晒される可能性は、それこそ生涯に渡ってあり続けるのです。

自らの危険を顧みず、法の正義を守り、職務を全うする。一人の政治家としての、一人の女性としての覚悟。どこの国の為の政治家?と首をかしげたくなるような議員が多い中、我が国ではこんな素晴らしい方が国政を担ってるんだ!と、とても誇らしい気持ちになります。

敢えてもう一度申し上げます! 「上川陽子法相の英断を支持し、称賛を贈らせて頂きます!」

死刑制度のあり方云々と言うのならば、憲法改正に取り組めばよろしい! 私は現憲法の改正には賛成ですし、及ばずながら共闘できるかもしれませんね(笑)!

■チバレイが女性たちに提言「女性が活躍する時代だからこそ『自分の身は自分で!』」

ジェンダー・フリー、男女共同参画のご時世です。上川陽子法相のように、女性が社会に出て活躍することは、大変素晴らしいことです。性別の垣根を越えて、社会に貢献することは、これからの日本を考える上でも大切だと思います。

しかし、それを望まない、家事と子育てに励み、家庭を守ることを望む女性も多数いることは事実です。そしてそれは決して否定されることではありません。日本の昔からの家族の姿でもあります。

私はフェミニズムを掲げるつもりはありません。しかし女性が社会に出て活躍するには憂慮すべき事も多々あります。

残念なことですが、男性の中には痴漢等卑劣極まり無い行為に及ぶ愚か者もいます。被害に遭うと生理的嫌悪を覚え、精神的にやられてしまいます。

セックスでは、女性は受け身側となります。だって身体の造りがそうなってますから仕方ありません! それ故に性犯罪の被害者になってしまいます。

女性はどうしても身体的に男性に劣ります。男性と取っ組み合いをして、力でねじ伏せることはできません……。

つまり、女性が女性である限り、男性から性の対象として見られることを認めざるを得ません。もちろん、ごく一部の男性のことですし、本当に尊敬できる素晴らしい男性は数限りなくおられます。

とにかく「自分の身は自分で!」自衛する心構えが必要なのです。

その上で、私もそうですが「女性だから」という甘えは捨て、社会に貢献する日本人としての自覚と覚悟を大切にしていきましょう!

ところが、そんな社会のマイナス面、男性の弱味を上手く利用して生き抜くしたたかな女性も一定数いるのは事実です。

現に私が芸能界にいた時も、起業してビジネスをしていた時も、そして今現在も、嫌というほど見てきましたから。女性であることを武器に「お願い~」したり、その物ズバリ【枕営業】ってのもありました。

危険なしたたかさを「持った女性」と「持たない女性」を見極めることは男性にはなかなか難しいようですね。

端から見ていて「おいおい!しっかりしろよ!」と思いたくなるほどあからさまな「持った女性」の手管に墜ちて行く男性の何と多いことか(苦笑)!

世の女性の皆様! とにかく性犯罪の被害者にならぬよう注意喚起させていただきます!

男性と二人っきりでお酒を飲むこともあるでしょう。でも、正体を無くすほど飲むのは「はしたない」事です。仕事や、プライベートな事を相談するなら時間と場所には気を付けましょう。

その上で、変なクスリを飲まされ、ホテルに連れて行かれたら、そして…

何よりも先ずは病院に行き、検査を受け診断書を入手します。そして、直ぐに警察に届け出ましょう。弁護士同伴であれば、なお良いでしょう。時間が経てば経つほど不利になると考えます。間違っても相手の物を身に付けて帰宅したり、後日メール等で連絡を取ったりすることは望ましくありません!


そして、それらが何一つできて無いのなら「女として落ち度」と言われても仕方ありませんよ。

世の女性の皆様が安心して活躍し、社会貢献ができるよう、卑劣な性犯罪やあらゆるハラスメントに巻き込まれないよう、そんな社会になるよう心から祈っています。