ネット掲示板「2ちゃんねる」開設者で実業家の「ひろゆき」こと西村博之氏(45)が16日に自身のツイッターを更新。「岸田首相『円安メリット生かす1万社を支援』表明」と題して15日に配信された毎日新聞を引用し、私見を述べた。
ひろゆき氏はこの日、同記事を引用したツイッターで「農業や漁業など燃料代があがり困ってるのですが、消費者は国内なので円安メリットはなく放置です。」と指摘。そのうえで「円安で海外輸出をして利益が上がっている会社はさらに支援されて、日本国内向けに商品を作ってる会社は支援されないという日本国内の市場を積極的に壊していこうとする首相。」と持論を展開した。
同記事で岸田首相は、歴史的水準にまで進んだ円安の長期化に備え、輸出促進などに取り組む企業を支援・育成していくとして「円安メリットを生かす海外展開を考えている中小企業、さまざまな企業、合わせて1万社を支援していく」と表明。東京都内で企業や商店街を視察後、記者団に語ったと伝えている。
ひろゆき氏の投稿に対しコメント欄には「これが『岸田計画』の始まりかもな...」「石油業界しかりまた中抜きされるオチ」「岸田って実はスパイなんじゃね」「そして50年後はどうなるんでしょうかな」「そして起業する外国人には1500万円出しちゃうよ(東京都)」「波に乗っている企業を支援するのはわかるのですが、デメリットを受けている支援とのセットにするのが政治の努めでは…とも思っております」など、さまざまな意見が寄せられていた。