白と青の町並みが印象的なモロッコ南部の港町、エッサウィラ。ヨーロッパの風を感じるこの町は、芸術家や音楽家が多く集まる「アートの町」としても知られています。

それだけに、町を歩けばモダンでおしゃれなレストランもたくさん。伝統的なモロッコ料理はもちろんのこと、本格的なフランス料理やイタリア料理など食のバラエティも豊富で、どこに入ろうか迷ってしまうほど。

エッサウィラの旧市街にひっそりとたたずむレストランが「ラ・セ・ド・ヴゥツ(La Cle de Voute)」。

店名や看板の雰囲気から想像できる通り、モロッコ料理をベースにフランス料理や地中海料理の要素を加えた、インターナショナルな料理が楽しめるレストラン。タジンやクスクスといった定番のモロッコ料理のほかに、日替わりでパスタや肉料理、魚料理などさまざまなプレートが登場します。

メニューはフランス語ですが、スタッフがきちんと英語で説明してくれるのでフランス語ができなくてもご心配なく。

フレンチ・モロッカン風の店内は、エキゾチックでありながら洗練されたモダンな雰囲気。

象の置物など、どこかアフリカ的な要素も感じられます。

料理を注文すると、サービスでミニサイズのビーツのポタージュが出てきました。甘くまろやかで、野菜の滋味がたっぷり詰まったスープのおいしさに、これから出てくる料理への期待が高まります。

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