藤原被告は神戸大法学部を卒業後、 79年に毎日新聞に入社し、 本社地方部を経て大阪本社で経済部長や論説委員、さらには編集局次長まで務めた同社のエリート社員である。藤原は調べに対して「盗んだ金は借金の返済に使った」と話しているという。しかし、定年後ならまだしも、年収1500万円以上もらっていたとされる大手マスコミ幹部時代に、なぜ金を必要としたのかはまったくの謎である。
この事件をうけて、SNS上では「完全にプロ常習犯の手口じゃん」「泥棒が論説委員で色々論じてる毎日新聞って一体…。」「良かったな、毎日。独自調査で一面トップネタ出来たやん」「出たーーーー!! ”押し紙”に続く新聞社の新テクニック”焼き破り”www」など、毎日新聞への批判が相次いでいる。
毎日新聞社のサイトで「藤原規洋」の名前を検索すると、県警から送検が発表された22日と、その内容を踏襲した23日の「朝刊」が出るだけ(最初に昨年11月10日にバール所持(特殊開錠用具所持禁止法違反罪)で逮捕された時には報じてもいない)。しかも、その中でお詫びは「毎日新聞大阪本社代表室の話 誠に遺憾で、おわびします。」と、わずかに1行のみ。他人にはどこまでも厳しい毎日新聞だが、身内の犯罪には興味がないようだ。毎日新聞が大好きな「森友風」にいえば、会社ぐるみの犯行の恐れがあるので社長を証人喚問して、経営陣は総辞職するというのはいかがだろうか。
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