楕円形のユニークな模様が並ぶセルマゲ宮殿は、ヴァラジュディンの貴族であったセルマゲ家によって1759年に建てられたもの。現在はヴァラジュディン市立博物館の美術部門として利用されていて、おもにクロアチア人画家の作品を展示しています。

・ヘルツェル宮殿

1795年に建てられたバロック様式のヘルツェル宮殿は、現在ヴァラジュディン市立博物館の昆虫学部門として使われています。

チョウやトンボ、ハチなどの昆虫の標本のコレクションは非常に豊富で4500以上。昆虫や植物の標本が詰まった引き出しを自由に開けてみることができ、昆虫好きなら必見のスポットです。

・タイムスリップしたかのような路地

賑やかな都会の雰囲気があるザグレブとはうって変わって、ひっそりとしたヴァラジュディンの路地裏。一時的であれ、ここがかつて一国の首都だったなんて信じられないほどです。

塗装が剥げかかった外壁も味があるというもの。パステルカラーの建物が並ぶひとけのない路地を歩いていると、タイムスリップしたかのような感覚に包まれます。

セルマゲ宮殿の裏には、手作りの雑貨を売るお店も。ここでしか手に入らないヴァラジュディン土産をゲットしてみては。

のんびりとした地方都市の雰囲気ながら、豊かな歴史と文化に出会える町、ヴァラジュディン。どこかほっとするような優しい古都に会いにいきませんか。

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