地上に出るとロンドンらしいレンガや石造りの重厚な建物は見えず、近代的な高層ビルに囲まれた景色は逆に新鮮。カナリー・ワーフは、ロンドン中心部の歴史ある金融街「シティ(City)」に並ぶヨーロッパの金融の中心地として再開発されたため、これらの高層ビル群で働く膨大な人数の人々が利用する駅として特に大きく造られています。

・Southgate(サウスゲート)

「ピカデリー・ライン(Piccadilly Line)」の終着駅に近いこの駅は、1920年代から30年代にかけてロンドンの多くの地下鉄駅をデザインした設計士で、アールデコ調のデザインを得意としたチャールズ・ホールデンの代表作。

コンコースには燭台を模したライトが堂々とたち、エスカレーターには特徴的なライトが立ち並びます。

壁の塗装は所々はがれかけており、少々くたびれた印象もありますが、情緒溢れる雰囲気が漂っています。

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