世界100ヵ国以上に店舗を展開する巨大ファストフードチェーン、マクドナルド。

世界各国で支持されるためには、どこの国でも同じメニューを提供するのではなく、その国の人々の好みやニーズに合ったメニューを用意しなければなりません。

そんなわけで、世界のマクドナルドにはその国ならではのご当地メニューが存在します。

今回スポットライトを当てるのは、日本人にとっても身近な国タイ。なかでも首都のバンコクは、「あらゆるショッピングセンターにマクドナルドが入っている」といっても過言ではないくらい、マクドナルドの看板を頻繁に見かける街です。

タイのマクドナルドは、日本のマクドナルドとはいったいどのように違うのでしょうか。

タイのマクドナルドで特徴的なのが、おなじみのキャラクター「ドナルド」がタイ式の挨拶「ワーイ(合掌)」でお出迎えする光景。タイにあるあちこちのマクドナルドでこうしたドナルドが見られます。

世界的に有名なバンコクのバックパッカーストリート「カオサンロード」でもこの通り。ワーイをするドナルドは、タイのマクドナルドを象徴する光景としてすっかりおなじみになっています。

今回筆者がやってきたのは、BTSアーリー駅近くのオフィスビル内にある店舗。

飲み物のテイクアウト文化が発達しているからか、タイのマクドナルドは、さほど大きくない店舗でもマックカフェを併設している店舗が多数。ファストフード店とはいえ、飲み物にも一定のクオリティを求める人には嬉しいですね。

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