立憲民主党の蓮舫参議院議員(50)が自身のツイッターで自民党に苦言を呈し、ネットからは不信の声が上がっている。
現在、国会では予算委員会が行われているが、蓮舫議員は25日に更新したツイッターの中でその中の一幕を紹介。それは社民党副党首の福島みずほ議員(62)が過労死について発言したもので、蓮舫議員は福島議員の発言について「過労死ご遺族の方々や専門家のご意見を紹介し、高度プロフェッショナル制度は長時間労働を増やす懸念があると指摘した」と振り返った。
蓮舫議員によると、この際、自民党会派の議員から「それは偏見だ」と野次が飛んできたそう。さらに蓮舫議員は「カジノ法案のギャンブル依存の問題指摘の時は『じゃ行かなきゃいいじゃない』と自民議員が野次」と、国会の野次問題について暗に触れていた。
予算委員会、福島みずほさんの質問。過労死ご遺族の方々や専門家のご意見を紹介し、高度プロフェッショナル制度は長時間労働を増やす懸念があると指摘した時、「それは偏見だ」と自民党会派の議員が野次。カジノ法案のギャンブル依存の問題指摘の時は「じゃ行かなきゃいいじゃない」と自民議員が野次。
—蓮舫 (@renho_sha) 2018年6月25日
しかし、このツイートには次のような声が集まっている。
「自分たちは野次言わないの?だったら非難はわかりますが、我は良し、相手はダメというのはフェアじゃない」
「野次への批判は妥当と思いますが、それを批判するなら自分の党員にもちゃんと注意して下さい」
「野次は与野党ともになくしたほうがいいと思うけど、ヤジを飛ばしてる方がこの問題を政局にしても説得力がない」
「自分たちの野次のほうがひどいのに何を言ってるんですか?」
有権者からもたびたび呆れ声が見られる国会の野次問題。野次について本当に見直さなければならないタイミングが近づいているのかも知れない。