国民民主党の玉木雄一郎共同代表(49)が28日にツイッターを更新し、27日に行われた、今国会2回目となる党首討論について触れた。
玉木共同代表は自身のツイッターで「安倍総理は党首討論は歴史的使命を終えたと発言したがそんなことはない」と安倍総理の発言に言及。これは、立憲民主党の枝野幸男代表(54)が安倍政権の問題点を指摘していた際の安倍総理の発言、「歴史的使命が終わってしまった」に触れたもの。玉木共同代表は続けて野党の持ち時間の拡大や開催頻度、開催時間などの見直しを求める意見をつづり、「政治家同士が天下国家の議論をできる場として改革していきたい」と記していた。
安倍総理は党首討論は歴史的使命を終えたと発言したがそんなことはない。5野党で計45分しかない時間の拡大や、開催頻度(例えば週1回)、開催時間(例えば多くの国民が生で見れる夜8時)を見直せば、国民にとって身のある議論ができる。政治家同士が天下国家の議論をできる場として改革していきたい。
—玉木雄一郎 (@tamakiyuichiro) 2018年6月27日
しかし、今回の安倍総理の発言は前回の党首討論後に枝野代表が「今の党首討論制度はほとんど歴史的意味は終えた」と発言したのを逆手に取ったもの。安倍総理の真意をくみ取らないこの発言に玉木共同代表のツイッターには、
「実のある議論があまりに少なすぎる党首討論に期待してる人は少ないです」
「党首討論の使命は、建設的な討論をやる気がない党首が終わらせたようなものだと思います」
「制度や運用を変えるのも先ではいいかもしれないですが、まずは中身を変えないと意味がないと思います」
といった指摘が集まっていた。
現在の国会について、建設的な討論のできる党首が少ないと考える有権者も多いようだった。