自民党の片山さつき参議院議員(59)が自身のツイッターを更新し、サッカー・ロシアワールドカップにおける韓国の報道のあり方について苦言を呈した。
事の発端となったのは高須クリニック院長・高須克弥氏が3日に投稿したツイート。高須氏はツイッターユーザーから寄せられた「韓国ではW杯の君が代斉唱の前に、『君が代注意』のテロップが出ました」という報告に「本当ですか?」と驚き。「事実ならば日本政府は何故抗議しないのかな?」とつづっていた。
これを受け片山議員は高須氏のツイートを引用しつつ、「KBSは、ベルギー選手に感謝(日本を負かしてくれて)的な中継アナウンスをして、韓国国民から幾ら何でも中立性が無さすぎる、等の批判が寄せられた、との報道があります」と反応。「ご覧になった放送局、時間をある程度特定してくだされば、確認させます」と宣言していた。
KBSは、ベルギー選手に感謝(日本を負かしてくれて)的な中継アナウンスをして、韓国国民から幾ら何でも中立性が無さすぎる、等の批判が寄せられた、との報道があります。ご覧になった放送局、時間をある程度特定してくだされば、確認させます。
— 片山さつき (@katayama_s) 2018年7月3日
このツイートに片山議員のツイッターには、「ベルギーやその他のサッカーファン含め、誰からも支持されない発言ですね…」「ぜひ抗議よろしくお願いします」「いや、もう一切無視でもいいのでは?」といったさまざまな意見が寄せられていた。
KBSテレビを巡っては3日キックオフとなった日本対ベルギー戦において、KBSのハン・ジュンヒ解説委員が日本を破ったベルギーの選手に「ありがとうございます」とコメント。不公正中継として国内外から批判が出たことで、3日に謝罪していた。今回、「君が代注意」というテロップを出したのは韓国のMBCテレビだとも言われており、また新たな火種が生まれる可能性も否定できない。