お笑いコンビ・ウーマンラッシュアワーの村本大輔(37)が自身のツイッターで、自民党・杉田水脈議員(51)の発言に端を発する騒動について言及した。

杉田議員は自身が寄稿した雑誌の中で「LGBTの人たちに生産性はない」としつつ、税金を投入した支援が必要か否かを問いかけ、多くの人から批判が寄せられる騒動になっているが、村本は23日にツイッターを更新し、「杉田水脈の言葉に反応して叩き潰すという暴力的な手段よりこの悪を必要悪として、このハレーションこそ利用して、なぜ、杉田水脈のような考えに至ったのか、多様性とはなにか、優しさや人権とはなにかを、語ろう」と批判するばかりではなくこれをきっかけとして議論をするべきと発言。「叩いて消しても同じやつがモグラ叩きのように現れるだけ」とした。

また村本は「杉田水脈さんは出てきてぜひLGBTQだと言われてる人たちと生放送で徹底討論を」とネットテレビなどでの討論を提案。最後には「ネットのやつみたいにただの批判は解決につながらない、それこそ生産性がない」としつつ、「悪を考えるきっかけに利用しないと、すべての人権に配慮して、そこから次の優しい価値観を生産して普及させないと」とつづっていた。

これら一連のツイートに村本のツイッターには、「考えること、議論することが、当たり前になることが、多様性に必要なプロセスなように私は思います」「批判だけだと、自身が『第2の〝杉田水脈〟』になりかねませんものね…」「杉田氏の様なホモファビアは一定数存在するので、多様性を語るならホモファビア=悪とするのは間違いだと思いますが」といったさまざまな声が集まっていた。