スープは香ばしい醤油ベースで、自家製ラー油とにんにくが効いた、ピリ辛の味わい。

しかしながらタマネギの甘みがしっかりと出ているため、マイルドな味わいとなっており、後からじわじわと感じるラー油とニンニクのパンチのある味わいがまさに後引く味わいで、やめられない・とまらない、といった状態となってしまう。

そしてそんな美味しいスープを受け止めるのが、コシのある自家製の中太麺。

しっかりとピリ辛で辛ウマのスープを受け止め、麺の食べ応えも抜群、麺とスープそして具材とが、完全調和しており、まさにオリジナルのスタミナラーメンの完成形がここにはある。

もう少しボリュームが欲しい、という食いしん坊の方には、アリランチャーシューをオススメしたい。

アリランラーメンに5枚のチャーシューが追加されているため、食べ応え抜群。

とろけるような柔らかいチャーシューとピリ辛で辛ウマのスープとのコラボレーションがタマらない逸品となっているのだ。

そもそもアリランラーメンとは、その昔朝鮮半島にあった伝説の峠「アリラン峠」を越えられるようなスタミナのつくラーメン、という意味からこの名前が付けられたとのこと。

そんなスタミナ満点のラーメンを食べるためだけに、千葉の田舎をドライブする、そんな普段とは違う旅に出かけてみるのも良いかもしれない。

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