筆者が訪れた9月は最盛期を過ぎてしまったものの、美しいバラのほか様々な花がいたるところで咲いている様子はまさに楽園のようでした。

ローズガーデンのいたるところに置かれているのは、活版印刷術を発明したグーテンベルク像。グーテンベルクはここからさほど遠くないマインツ出身で、マインツを追われた際にはこの町に滞在していました。今年はかれの没後550年にあたります。

その節目のイベントとして、155体ものグーテンベルク像が庭園のあちこちに設置されているのです。グーテンベルク像の設置は9月23日まで。

設置の仕方によっては、どこかコミカルに見えなくもありません。

定番から珍しい品種まで、美しいバラが咲き誇るエルトヴィレのローズガーデン。今日も各地からバラの愛好家が訪れ、その美しさに感嘆しています。

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